【2026年10月版】予算20万円で組むWQHDゲーミングPC自作構成(AM4/DDR4・Ryzen5 5600+RX9060XT 8GB・パーツ表つき)

自作PC構成

「WQHDで遊べるゲーミングPCを、20万円以内で自作したい」
「10月はグラボが値上がりしたって聞いたけど、今から組んでも大丈夫?」

2026年10月の最新価格で、予算20万円に収まるWQHD(2560×1440)向けゲーミングPCを1台ぶん組みました。価格はAmazonの実売価格(2026年10月1日調査。グラボだけ10月3日時点)で、合計は約17.5万円です。

各パーツを選んだ理由に加えて、予算を足したり削ったりするときの差し替え先まで、合計金額つきで解説します。

🐹 ハムのひとこと
ハム工房のハムです! 10月の20万円構成は、グラボはRX 9060 XT 8GBのまま販売モデルをPowerColor版に切り替え、マザーボードと電源も別の製品にしました。合計は9月より約9,100円ふくらんでいます。「このグラボのままでいいの?」を、数字で確かめながら進めていきますね。


予算を決めかねている方へ:用途ごとのおすすめをまとめた 予算別ゲーミングPCの選び方(早見表) を先に見ておくと迷いません。


まず正直に:10月はグラボが値上がりし、PowerColor版でコスパ2位に。マザーボードと電源も替えました

この構成の主役Radeon RX 9060 XT 8GBは、9月に載せたGIGABYTE版が10月1日時点で79,800円になりました。同じ商品で+41.6%です。

そこで10月3日に、同じRX 9060 XT 8GBのPowerColor Hellhoundへ販売ページを替えました(69,800円・価格は同日時点)。9月の掲載価格56,364円との差は13,436円(+23.8%)で、別の販売モデルにした差です。

ミドルエンド帯(5万〜10万円)のコスパ順位は1位から2位に下がり、首位にはIntel Arc B580(50,303円)が立ちました。9月はローエンド帯にいたカードで、同じ販売ページのまま値上がりして5万円をわずか303円超え、ミドル帯に入ってきました。

B580のコスパ指数2,912は、RX 9060 XT 8GBの9月の値(2,895)も上回るので、9月の価格のままでも首位は入れ替わっていた計算です。

3位は今月から加わったRadeon RX 9070 GRE(XFX版・99,800円・10月3日時点)で、コスパ指数は2,212です。スコアは22,071と高性能ですが、載せると合計205,438円で予算を5,438円超えます。

マザーボードは、9月のASRock B550M Pro RSが10月1日時点でAmazonの購入ボタンが無く、同じASRockのB550M Pro-A(10,564円)に替えました。違いは後半のマザーボードの項で正直に書きます。

電源も、9月のMSI MAG A750GL(12,464円)から玄人志向 KRPW-GA850W/90+/REV2.0(ブラック・10,081円)に替えました。A750GLは10月も同じ価格で買えますが、10月の電源比較で首位のこちらが2,383円安く、容量も850Wと大きいためです。

構成全体の合計は166,315円 → 175,438円(+9,123円)。予算の残りは33,685円から24,562円に減りました。

それでも10月は、RX 9060 XT 8GBを続投させます。決め手はスコアです。Time Spyは16,316で、首位のArc B580(14,650)より約11%高い。価格差の19,497円を払っても、合計は20万円の枠に収まります。

一方でArc B580にはVRAMが12GBあるという強みがあり、「コスパとVRAMを取るならB580」という選び方も十分ありです。

🐹 ハムのひとこと
9月に「在庫切れから復活して首位」と紹介したRX 9060 XT 8GBが、1か月で2位に。ただ、10月のグラボ比較の表を全部見ても、Time Spy 16,000以上でいちばん安いのはこの1枚でした。順位より「予算の中でどれだけ高性能か」で、今月も主役を決めています。


先に結論:2026年10月の予算20万円WQHD構成

完成形から先に見せます。合計は約175,438円です(Amazon実売・2026年10月1日調査。グラボだけ10月3日時点)。

2026年10月の主なパーツ
  • CPU:Ryzen 5 5600 … 9月と同じ23,213円。6コア12スレッドで、CPUクーラー(Wraith Stealth)が付属
  • グラボ:Radeon RX 9060 XT 8GB … PowerColor版で69,800円(10月3日時点)。10月のミドル帯コスパ2位(おすすめ度◎)で、スコア16,316の主役は続投
  • マザーボード:ASRock B550M Pro-A … 10,564円。9月のPro RSはAmazonの購入ボタンが無くなり、同じASRockのAM4用に変更
  • メモリ:DDR4-3200 16GB … 24,500円。DDR5 32GBとの差額5万円以上をグラボに回す考え方は今月も同じ
  • SSD:WD Black SN7100 1TB … 31,800円。読込7,250MB/sのGen4で、10月のSSDコスパ首位
  • 電源:玄人志向 KRPW-GA850W/90+/REV2.0(ブラック) … 10,081円。9月のMSI MAG A750GLより2,383円安い850W Goldで、10月の電源コスパ首位

予算20万円に対して24,562円(約2.5万円)の余裕があります。ただしWQHDモニターは、ゲーミングモニター比較でいちばん安いMSI MAG 274QF E20でも26,800円で、この余りだけでは2,238円足りません(後半の「予算を上げ下げするには」で解説)。


パーツ構成表(予算20万円・WQHD王道/AM4・DDR4)

項目名をクリックすると、価格の高い順・安い順などに並べ替えられます。

広告(PR):表内のパーツ名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです(「付属」「合計」を除く)。価格は2026年10月1日時点のAmazon実売目安です。一部の製品(販売ページの差し替え・在庫切れの確認)は2026年10月3日時点です。

パーツ選んだ製品(型番)価格目安役割・選定ポイント
CPU Ryzen 5 5600 23,213円 6コア12スレッド。WQHDはグラボ依存が大きいのでここは抑える
CPUクーラー 付属(リテールクーラー) 0円 CPU標準付属のため追加購入なし
グラボ Radeon RX 9060 XT 8GB 69,800円 10月のミドル帯コスパ2位(PowerColor版)。WQHDの主役は続投
マザーボード ASRock B550M Pro-A(microATX) 10,564円 AM4のmicroATX。DDR4でメモリ代を節約しグラボに回す
メモリ Crucial DDR4-3200 16GB(8GB×2) 24,500円 DDR5 32GBとの差額5万円以上をグラボに回す判断
SSD WD Black SN7100 1TB(Gen4) 31,800円 読込7,250MB/sのGen4。10月のSSDコスパ首位
電源 玄人志向 KRPW-GA850W/90+/REV2.0(850W Gold・黒) 10,081円 850W Gold・ATX3.1。10月の電源コスパ首位。将来のグラボ載せ替えにも余裕
PCケース MSI MAG FORGE 130A AIRFLOW 5,480円 ファン4基付きで10月も5,480円据え置き
合計 — 約175,438円 予算20万円に対し24,562円の余裕

※価格はAmazon実売(2026年10月1日時点。グラボは10月3日時点)の目安です。合計にOS・モニターは含みません。購入前にリンク先で最新の価格と在庫をご確認ください。


各パーツの選定理由

グラボ:Radeon RX 9060 XT 8GB(PowerColor版)― 2位に下がっても、この構成の主役

RX 9060 XT 8GBの早見表(ミドルクラスグラボの比較表より)
コスパ順位ミドルクラスグラボ10製品中2位
VRAM8GB
価格目安69,800円 (2026年10月3日時点)
おすすめ度◎
3DMark Time Spy16,316
コスパ指数2,338

この構成でいちばん高いパーツで、合計の約40%を占めます。10月は9月のGIGABYTE版から、同じRX 9060 XT 8GBのPowerColor Hellhoundに替えました。コスパ指数は2,895から2,338に下がりました。

それでもスコアは、ミドル帯ではRX 9070 GRE(22,071)と16GB版(16,550)に次ぐ3番目です。NVIDIAのRTX 5060 Ti 8GB(GIGABYTE版・10月3日時点で76,800円)より7,000円安く、スコアは約5%上です。

WQHDの標準〜高画質を狙うこの構成には、今月もいちばん収まりのいい1枚です。

AMD公式の仕様では、世代はRDNA 4、消費電力(Typical Board Power)は150W。AMDのアップスケーラFSR Upscaling(旧FSR 4)と、RX 9000シリーズ向けのMLフレーム生成(FSR “Redstone”)に対応しています。

PowerColor公式の仕様は全長310mm・2スロット・補助電源8ピン×1です。ケース(約330mmまで)に収まり、最小システム電力550Wも850W電源で足ります。

弱点はVRAMが8GBなこと。WQHDで重いゲームを最高画質+レイトレーシングで遊ぶと、足りなくなる場面があります。

VRAMを重視するなら、12GBのArc B580(19,497円安い)か、RX 9060 XT 16GB(9,000円高い)が差し替え候補です。

ほかのカードとの比べ方は、ミドルエンドのコスパ最強グラボ比較(2026年10月版)にまとめています。

CPU:Ryzen 5 5600 ― 価格は据え置き、5500ではなくこちらを選ぶ理由

Ryzen 5 5600の早見表(ローエンドCPUの比較表より)
コスパ順位ローエンドCPU 6製品中3位
コア/スレッド6C/12T
価格目安23,213円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度〇
PassMark21,558
コスパ指数9,287

WQHDではフレームレートを決めるのは主にグラボなので、CPUは6コア12スレッドのこのクラスに抑えて、浮いたお金をグラボに回しています。

AMD公式の仕様は、最大4.4GHz・L3キャッシュ32MB・TDP 65W。Wraith Stealthクーラーも付属します。

10月のローエンドCPU比較では、コスパ首位はRyzen 5 5500(16,011円)です。7,202円安いのは魅力ですが、5500はL3キャッシュが16MBで、PCIeも3.0までです。

5600はL3 32MB・PCIe 4.0で、PassMarkも5500(19,404)より約11%上です。Gen4のSSDを載せるこの構成では、5600のほうが釣り合います。

メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2)― DDR5 32GBとの差は54,490円、今月もグラボ優先

約24,500円/16GB(8GB×2)

AM4+DDR4という、この構成の骨組みを決めているパーツです。10月は23,500円から1,000円(約4.3%)上がりました。

25万円構成のEXPO対応DDR5-6000 32GB(Acer Predator Pallas II)は78,990円で、容量が倍とはいえ、この16GBとの差は54,490円です(→ DDR5メモリの価格・コスパ比較)。

マザーボードもAM5のASRock B650M Pro-A Gen5(16,143円・10月3日時点)だと5,579円高く、AM5+DDR5に移ると、メモリとマザーだけで60,069円(約6.0万円)高くなります(Ryzen 5 5600はAM4用で、CPUも買い替えです)。

WQHDのゲームなら16GBで足りるので、今月もAM4のまま、そのぶんをグラボに回すほうが割に合います。

相場も、年内に大きく下がると言える材料は見当たりません。調査会社TrendForceは2026年9月30日、第4四半期の一般的なDRAM(HBMを除く)の契約価格を前四半期比+10〜15%と予測し、PCメーカーは2027年も供給が逼迫するとみて調達を続けていると指摘しています。

買うなら、セールなどの一時的な安値を拾うのが現実的です。

なお、このメモリのCrucialブランドは、Micronが2025年12月に消費者向け事業からの撤退を発表しています(出荷は2026年2月までの予定、保証とサポートは続けると発表)。10月1日の調査では新品が出ていましたが、同じ販売ページで買えるかは来月以降も確かめていきます。

SSD:WD Black SN7100 1TB(Gen4)― 1,506円上がっても、10月のSSDコスパ首位

WD Black SN7100 1TBの早見表(SSDの比較表より)
コスパ順位SSD 10製品中1位
容量1TB
規格Gen4
価格目安31,800円 (2026年10月1日調査)
円/GB約31.8円
おすすめ度◎
読込速度(MB/s)7,250
コスパ指数31.4

9月の30,294円から1,506円(約5.0%)上がりました。それでも10月のSSD比較ではコスパ指数31.4で首位、1TBの製品の中でもいちばん安い1枚です。

9月に容量単価トップだったCrucial P3 Plus 1TB(29,500円)は、10月は39,980円(第三者出品の並行輸入品)で、SN7100より8,180円高くなりました。

読込もP3 Plus(5,000MB/s)より約45%速いので、今月はSSDで削る候補がありません。ゲームの読み込みやOSの起動を縮めたい人にも、そのまま勧められます(→ NVMe SSD コスパ比較)。

マザーボード:ASRock B550M Pro-A(B550・microATX・DDR4)― 9月のPro RSから替えた1枚

約10,564円/AM4・microATX

9月に載せたASRock B550M Pro RSは、10月1日時点でAmazonの購入ボタンが無く、新品はほかの出品者だけでした。そこで同じASRockのB550M Pro-A(Amazon.co.jp販売)に替え、9月の15,000円より4,436円安くなっています。

9月のPro RSとの違い(ASRock公式)
  • 同じ点:8フェーズ電源、DDR4スロット4本、M.2スロット2本
  • 見劣りする点:Pro RSにあった2.5GbpsのLANとDisplayPortが無く、LANは1Gbps、映像出力はHDMIだけ
  • 上回る点:PCIe 3.0 x1スロットが1本多く、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットもある(モジュールは別売)
  • 注意:Wi-Fiは付いていない(Wi-Fi付きの「B550M Pro-A WiFi 6E」は別の製品なので、型番を確認)

Ryzen 5 5600は内蔵GPUが無く、映像はグラボから出すので、この構成で差が出るのはLANの速さくらいです。

メモリは最大128GB、M.2はCPU直結のGen4 x4とチップセット接続のGen3 x2です。Ryzen 5 5600は初期BIOS(1.00)から対応しているので、BIOSを更新しなくても使えます(ASRock公式のCPUサポートリスト)。

25万円構成のAM5マザーとの差は、9月の10,131円から5,579円に縮みました。それでもメモリの差(54,490円)が大きく、AM4で組む理由は変わりません。

電源:玄人志向 KRPW-GA850W/90+/REV2.0(850W・80PLUS Gold・ATX3.1)― 9月のMSIより2,383円安く、容量も大きい

玄人志向 KRPW-GA850W/90+/REV2.0の早見表(電源ユニットの比較表より)ブラック
コスパ順位電源ユニット6製品中1位
容量850W
80PLUSGold
規格ATX3.1
価格目安10,081円 (2026年10月1日調査)
円/W約11.9円
おすすめ度◎
コスパ指数843

9月に載せたMSI MAG A750GL PCIE5(750W)は、10月も12,464円のまま買えます。それでも今月は、電源ユニットのコスパ比較で首位のこの電源に替えました。

掲載しているのはAmazon.co.jpが販売するブラックで、10,081円。A750GLより2,383円安く、容量は100W大きい850Wです。

同じシリーズの750W(KRPW-GA750W/90+/REV2.0・11,170円)と比べても1,089円安く、10月は15万〜30万円の4本の構成すべてでこの電源を使っています。

玄人志向公式の仕様は、80PLUS Gold・ATX Ver3.1で、グラボ用の12V-2×6コネクタ(12VHPWR互換)付き。ケーブルはフルプラグインで、135mmファンはセミファンレス、保証は5年です。

RX 9060 XT 8GBの消費電力は150W、PowerColor版の最小システム電力は550Wです。850Wはそれより300W多く、NVIDIA公式の必要システム電力でいえばRTX 5080(850W)クラスへの載せ替えまで見込めます。

正直に書くと、保証の長さは9月のA750GLのほうが上です(Amazonの販売ページの表記で7年)。価格と容量を取るなら玄人志向、保証の長さを取るならMSIという選び方になります。

PCケース:MSI MAG FORGE 130A AIRFLOW(ミドルタワー)― 10月も5,480円のまま

MSI MAG FORGE 130A AIRFLOWの早見表(PCケースの比較表より)
タイプATXミドル
付属ファン4基
対応GPU目安〜約330mm
価格目安5,480円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度◎

グラボ・メモリ・SSDが上がった10月に、CPUと並んで動かなかったパーツです。ファンが4基付いているので、買い足さなくてもそのまま組めます。

今月のPowerColor版RX 9060 XT 8GBは全長310mmで、上限の約330mmに収まります(→ PCケースの選び方&コスパ比較)。


予算を上げ下げするには(調整の考え方)

余裕は24,562円。差し替え候補を、差し替え後の合計つきで並べます。

  • VRAMを16GBに … Radeon RX 9060 XT 16GB(78,800円)へ。+9,000円で合計184,438円。Time Spyは16,550とほぼ同じですが、VRAMが倍になり、WQHDの高画質で長く使うときの不安が減ります
  • 性能を一段上げる … Radeon RX 9070 GRE 12GB(99,800円)へ。+30,000円で合計205,438円、予算を5,438円超えます。Time Spyは22,071で約35%上。AMD公式の推奨電源は650Wなので、電源はこのままで足ります
  • VRAM 12GBで安く … Intel Arc B580(50,303円)へ。19,497円安くなって合計155,941円。スコアは14,650で、RX 9060 XT 8GBのほうが約11%上です
  • NVIDIAにしたい … GeForce RTX 5060 Ti 8GB(76,800円)へ。+7,000円で合計182,438円。スコアは15,560と少し下がりますが、RTX 50シリーズだけのマルチフレーム生成が使えます。掲載のGIGABYTE版の推奨電源は650Wなので、電源はこのままで足ります
  • モニター代に回す … WQHD 200Hz(DisplayPort接続時。HDMIは144Hz)のMSI MAG 274QF E20が26,800円。余りでは2,238円足りません
  • もっと安くしたい … グラボだけをIntel Arc B570(37,800円)にした15万円構成(2026年10月版)へ。合計143,438円で、約3.2万円下がります
  • AM5で将来性を取りたい … 25万円構成(2026年10月版)へ。グラボがRX 9060 XT 16GB、AM5+DDR5 32GBになります(合計249,567円)

9月に「一段上げる」候補にしたRX 7700 XT 12GBは、9月の販売ページ(ASRock RX7700XT SL 12GO)が在庫切れ(通常の購入ボタンが無く、第三者の出品のみ)になり、上のRX 9070 GREに替えました。

10月のハイエンドグラボ比較に載せているのは別の販売モデル(ASRock RX7700XT CL 12GO)で、105,903円・第三者出品・発送まで9〜10日です。値上がりではなく販売モデルが替わったことで、ミドル帯からハイエンド帯へ移りました。

🐹 ハムのひとこと
上のWQHDモニターを足すと、本体と合わせて202,238円。10月は20万円を少しはみ出します。モニターも20万円に収めたい人は、グラボをArc B580にすれば本体155,941円+モニターで182,741円です。


自作前に知っておきたい注意点

  • OS代は別:Windows 11のライセンス代は、上の175,438円に入っていません
  • モニターも別途:この構成を活かすならWQHD(2560×1440)モニターを合わせてください。本体+WQHDモニター(26,800円)で202,238円になり、モニターを足した時点で20万円を超えます
  • AM4はDDR4専用:このマザーにDDR5のメモリは挿せません
  • Wi-Fiは別途:B550M Pro-AにWi-Fiは付いていません。無線でつなぐなら、Wi-Fiモジュールなどを別に用意してください
  • VRAM 8GBの割り切り:WQHD最高画質+レイトレーシングでは足りない場面があります。VRAMを重視するなら、上の「調整の考え方」のArc B580(12GB)かRX 9060 XT 16GBへ
  • ケースとグラボの長さ:このケースに入るグラボは約330mmまで。今月のPowerColor版は310mmで収まりますが、別の販売モデルに替えるときは買う前に製品ページで長さを確認を
  • 値段と在庫は動く:10月はグラボ・メモリ・SSDが上がりました。掲載したグラボはAmazon発送の第三者の出品で、在庫も少なめでした(10月3日時点)。組む直前にリンク先の価格を見て、合計が予算に収まるか計算し直してください

よくある質問(FAQ)

Q
自作PCの費用は、結局いくら見ておけばいいですか?
A

当サイトの2026年10月の構成では、フルHD向けの15万円構成が143,438円、WQHD向けのこの構成が175,438円、AM5で将来性も取る25万円構成が249,567円、4K入門の30万円構成が297,009円です(いずれもPC本体のパーツ代)。

ここにOS(Windows 11のライセンス)とモニターの代金が加わります。WQHDで遊ぶなら、この構成+WQHDモニター(26,800円)の202,238円がひとつの目安です。

Q
自作PCの見積もりは、どう立てればいいですか?
A

おすすめの順番は「①遊ぶ解像度を決める → ②グラボを決める → ③残りをCPU・マザー・メモリ・SSD・電源・ケースに配る → ④OSとモニターを足す」です。この構成ではグラボ(69,800円)が合計の約40%を占めていて、ここを先に決めると残りの配分がぶれません。

価格は毎月動くので、見積もりは組む直前の実売価格でやり直すのが大事です。上の構成表と「予算を上げ下げするには」の差し替え後の合計を、見積もりのたたき台に使ってください。

Q
15万円に抑えると、何が変わりますか?
A

15万円構成(143,438円)は、CPU・マザー・メモリ・SSD・電源・ケースがこの構成と同じで、グラボだけをArc B570 10GB(37,800円)にしたものです。

差はグラボの価格差そのままの32,000円です。B570のTime Spyは12,627で、RX 9060 XT 8GB(16,316)のほうが約29%高いので、15万円はフルHD、20万円はWQHDと考えてください。

Q
25万円・30万円まで出すと、何が変わりますか?
A

25万円構成(249,567円)は、グラボをVRAM 16GBのRX 9060 XT 16GB、CPUをRyzen 5 7600、マザーをAM5、メモリをEXPO対応のDDR5-6000 32GBにした「将来性」の構成です(電源はこの構成と同じ玄人志向の850W)。

ただし16GB版のTime Spyは16,550で、この構成の8GB版との差は約1.4%。16GBの価値は性能よりVRAMの余裕です。

ゲーム性能そのものを上げたいなら、30万円の4K入門構成(297,009円)のRX 9070 16GB(Time Spy 27,025)で、この構成のグラボより約66%高いスコアになります。

Q
RTX 5060に合うCPUは? この構成のRyzen 5 5600で大丈夫ですか?
A

当サイトではCPUとグラボの組み合わせごとの性能までは比べていないので、「ぴったり合う」とまでは言い切れません。

そのうえで、この構成はRTX 5060(Time Spy 13,617)よりスコアの高いRX 9060 XT 8GB(16,316)に、Ryzen 5 5600(6コア12スレッド)を合わせています。

WQHDでフレームレートを主に決めるのはグラボなので、CPUを抑えてグラボにお金を回す考え方です。

電源は、RTX 5060のNVIDIA公式の必要システム電力が550W(Ryzen 9 5900X搭載PC基準)なので、この構成の850W電源で足ります。

10月の価格では、RTX 5060(65,456円)はRX 9060 XT 8GBより4,344円安い一方、スコアはRX 9060 XT 8GBのほうが約20%高くなります。

NVIDIAにしたい場合、RTX 5060なら合計171,094円、スコアを上げたいならRTX 5060 Ti 8GBで182,438円です(上の「予算を上げ下げするには」参照)。


まとめ

2026年10月の20万円構成は、主役のグラボが値上がりし、マザーボードと電源も替えた月でした。

  • 合計 約175,438円(9月から+9,123円)。メモリは+1,000円、SSDは+1,506円上がりました。予算20万円に対して24,562円の余裕があります
  • グラボはRadeon RX 9060 XT 8GBを続投。9月のGIGABYTE版が79,800円になったため、PowerColor版(69,800円・10月3日時点)に替えました。ミドル帯のコスパは2位で、首位のArc B580よりスコアは約11%上です
  • マザーボードはASRock B550M Pro-A(10,564円)に変更。LANは1Gbps、映像出力はHDMIだけになりますが、映像はグラボから出すので、差が出るのはLANの速さくらいです
  • 電源は玄人志向 KRPW-GA850W/90+/REV2.0(ブラック・10,081円)に変更。9月のMSI MAG A750GLより2,383円安く、容量は850Wに増えました
  • AM4+DDR4を継続。AM5+DDR5に移ると、メモリとマザーだけで約6.0万円高くなります(CPUも買い替えが必要)
  • WQHDモニター(26,800円)を足すと202,238円で、予算を2,238円超えます。OSも別途必要です

関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ

データの出典・注記

  • 価格:Amazon.co.jp の実売価格(2026年10月1日調査)。一部の製品は10月3日に別の販売ページへ差し替え、その日の価格で掲載。購入時は必ずリンク先で最新価格をご確認ください。
  • 合計金額:本文記載のパーツの単純合計です。OS・モニター・周辺機器・送料は含みません。
  • 性能:グラボは3DMark Time Spy、CPUはPassMarkのスコアを参照しています。出典は各比較記事に記載。
  • 仕様:メーカー公式(AMD・NVIDIA・PowerColor・ASRock・玄人志向・MSI)です。
  • GeForceの必要な電源容量:NVIDIA公式の「必要システム電力」(Ryzen 9 5900X搭載PC基準)です。
  • 保証年数:MSI MAG A750GLはAmazonの販売ページの表記です。
  • メモリ相場:TrendForceの見通し(2026年9月30日)です。

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