そんな人のために、2026年6月時点の実売価格で組む、予算15万円のフルHD王道ゲーミングPC構成を1つにまとめました。価格はすべてAmazonの実売価格(2026年6月時点)で算出。しかも実際の合計は約13.6万円と、15万円の予算に余裕をもって収まります。なぜそのパーツなのかまで、ぜんぶ解説します。
「ゲーミングPCがほしいけど、できるだけ安く済ませたい」「フルHD(1080p)でゲームが快適に動けば十分。予算は15万円くらいで考えている」――そんな人のための1台です。
🐹 ハムのひとこと
こんにちは、ハム工房のハムです! 「安く組みたい」けど「ちゃんと遊べる1台がほしい」――そのワガママに応えるのが今回の構成です。2026年は新しいパーツ(DDR5メモリ)が高騰中なので、あえて”型落ち”を上手に使ってコストを抑えました。これが今の「賢い格安自作」の正解です!
🧭 まだ予算が決まっていない方へ:用途別のおすすめが一目で分かる 予算別ゲーミングPCの選び方(早見表) もどうぞ。
⚠️ まず正直に:2026年に「安く組む」なら、あえてDDR5を避ける
最初に、この構成のいちばん大事な考え方をお伝えします。
2026年はDRAM・NAND不足の影響で、最新のDDR5メモリとSSDの価格が例年よりかなり高い状態が続いています。DDR5-6000の32GBキットは6万円台、16GBでも約5.7万円。これでは、せっかくCPUやグラボが安くても、メモリだけで予算を食いつぶしてしまいます。
そこで今回はあえて、1世代前の「AM4プラットフォーム+DDR4メモリ」で組みます。
- DDR4-3200の16GB(8GB×2)は約2万円(DDR5 16GBの約5.7万円に対して3分の1近い!)
- CPUも、コスパに優れたAM4世代のRyzen 5 5600を採用
DDR4・AM4も高騰の波は受けていますが、それでも最新DDR5/AM5より圧倒的に安い。「最新じゃないと不安…」という人もいるかもしれませんが、フルHDでゲームを遊ぶなら、この組み合わせで性能は十分すぎるほど。今だけは”型落ち”が賢いのです。
(→ 高騰の実態は コスパ最強DDR5メモリ比較 / コスパ最強SSD比較 で解説しています)
先に結論:予算15万円のフルHD王道構成
時間がない人のために、まず完成形から。合計 約135,700円(Amazon実売・2026年6月時点)。予算15万円に対して約1.4万円の余裕があります。
- 🧠 CPU:Ryzen 5 5600 … AM4世代のゲーム鉄板。CPUクーラーも標準付属でお得
- 🎮 グラボ:Intel Arc B580 12GB … フルHDの主力。この価格帯で異例のVRAM12GB搭載
- 🧩 メモリ:DDR4-3200 16GB … フルHDゲーミングの実用標準。高騰中のDDR5を回避して大幅節約
- 💾 SSD:NVMe Gen4 500GB … OS+主要ゲーム用。容量が要るなら1TBへ
- 🔌 電源:650W 80PLUS Bronze … Arc B580に余裕。コスパ重視の定番
「なぜこの組み合わせなのか」を、パーツ表と一緒に見ていきましょう。
パーツ構成表(予算15万円・フルHD王道/AM4・DDR4)
下の表は、項目名(価格など)をクリックすると並べ替えできます。各パーツの詳しい選び方は、リンク先のコスパ比較記事もどうぞ。価格はAmazon実売(2026年6月時点)の目安です。
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「価格目安」はAmazonの実売(2026年6月時点)。とくにメモリ・SSDは変動が激しいので、購入前にリンク先で最新価格をチェックしてくださいね。
📢 広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです(「付属」「合計」を除く)。価格は2026年6月時点のAmazon実売目安です。
| パーツ | 選んだ製品(型番) | 価格目安 | 役割・選定ポイント |
|---|---|---|---|
| CPU | Ryzen 5 5600 | 23,653円 | 6コア12スレッド。AM4世代のゲーム鉄板。CPUクーラー標準付属 |
| CPUクーラー | 付属(Wraith Stealth) | 0円 | 5600に標準付属。フルHDゲーミングならこれで十分 |
| グラボ | ASRock Intel Arc B580 12GB | 47,273円 | フルHDの主力。この価格でVRAM12GBは破格。要ReBAR有効化 |
| マザーボード | ASRock B550M Pro RS(microATX) | 11,981円 | Ryzen 5000対応・DDR4・PCIe4.0。ReBAR対応の定番B550M |
| メモリ | Crucial DDR4-3200 16GB DDR4-3200 (8GB×2) | 19,550円 | フルHD実用標準の16GB。高騰中のDDR5を避けて大幅節約 |
| SSD | SanDisk Extreme 500GB(Gen4) | 18,780円 | OS+主要ゲーム用。たくさん入れるなら1TBへ(+約2万円目安) |
| 電源 | 玄人志向 KRPW-BK650W/85+(650W) | 9,480円 | 80PLUS Bronze・650W。Arc B580に余裕でコスパ良好 |
| PCケース | MSI MAG FORGE 130A AIRFLOW | 5,027円 | エアフロー重視の定番ミドルタワー。ファン4基付きで組みやすい |
| 合計 | — | 約135,700円 | OS・モニター・周辺機器は別途 |
※価格は2026年6月時点のAmazon実売の目安。とくにメモリ・SSDは変動が激しいので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。
※OS(Windows)、モニター、キーボード・マウスは別途必要です。
各パーツの選定理由
表の数字だけでは伝わらない「なぜこれを選んだか」を、1つずつ解説します。
🧠 CPU:Ryzen 5 5600 ― 格安自作のゲーム鉄板
予算を抑えてゲーミングPCを組むなら、まずこれ。6コア12スレッドで、フルHDのゲームを快適に動かすのに十分な性能を持ちつつ、価格は約2.4万円とお手頃です。1世代前のAM4世代ですが、フルHD用途では今でも現役バリバリ。
最大の魅力はCPUクーラーが標準付属していること。別売りクーラー(3,000〜5,000円)が不要なので、トータルでさらにお得になります。また、PCIe 4.0に対応しているので、今回のグラボやSSDの性能もしっかり引き出せます。「もっと新しい世代がいい」なら、AM5世代のRyzen 5 7600(+高騰中のDDR5)になり予算が一気に上がるので、コスパ重視なら5600が正解です。
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ゲーム中心なら、CPUにお金をかけ過ぎないのが鉄則。浮いたぶんをグラボに回す方が、体感の満足度は上がりますよ。AM4はマザボもメモリも安く、今の高騰相場では”格安自作の救世主”です。(→ CPUの選び方は ローエンドのコスパ最強CPU比較 で詳しく解説しています)
🎮 グラボ:Intel Arc B580 12GB ― フルHDの主力&VRAMモンスター
この構成の主役。インテルの新世代GPU「Arc B580」は、約4.7万円という価格でVRAMを12GBも搭載しているのが最大の強み。フルHD(1920×1080)の最新ゲームを高画質で快適に遊べるうえ、VRAMに余裕があるので高解像度テクスチャやMOD、軽めのWQHDにも対応できます。当サイトのローエンドGPU比較でも総合トップクラスのコスパでした。
ひとつだけ注意。Arcシリーズは「Resizable BAR(ReBAR/AMDではSAM)」を有効にしないと本来の性能が出ません。今回のマザボ(B550M Pro RS)とRyzen 5 5600はReBARに対応しているので、BIOSで「Re-Size BAR Support」をオンにするだけでOKです(後述)。
「もう少し安く」ならIntel Arc B570(10GB・約3.8万円)やRX 7600(8GB・約4万円)も候補。逆に予算を足せるなら、上位構成(予算20万円WQHD構成)のRX 9060 XT 16GBが視野に入ります。
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グラボはゲーム体験に直結する最重要パーツ。Arc B580は「安いのにVRAMたっぷり」で、フルHD民の強い味方。ReBARの有効化だけは忘れずに!(→ グラボ選びは ローエンドのコスパ最強グラボ比較 / もっと上を狙うなら ミドルエンドのコスパ最強グラボ比較 )
🧩 メモリ:DDR4-3200 16GB(8GB×2)― 高騰回避の最大の節約ポイント
今回いちばんの”節約ワザ”がここ。フルHDゲーミングなら16GBで実用十分。そして、あえてDDR4を選ぶことで価格を劇的に抑えられます。
2026年はメモリが高騰中ですが、最新のDDR5 16GBが約5.7万円するのに対し、1世代前のDDR4-3200 16GBは約2万円。同じ容量で3分の1近い価格です。AM4プラットフォームを選んだ最大の理由がこれ。フルHD中心なら、DDR4とDDR5の体感差はごくわずかなので、ここで浮いた約3.7万円をほかのパーツや周辺機器に回すほうが断然賢い選択です。
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「最新のDDR5じゃないと…」と思いがちですが、フルHDで遊ぶぶんにはDDR4で全く問題なし。今の相場では、ここでケチる(=DDR4にする)のが最大の正解なんです。(→ メモリ高騰の実態は コスパ最強DDR5メモリ比較 )
💾 SSD:NVMe Gen4 500GB ― OS+主要ゲーム用
2026年はNAND(SSDの中身)も高騰中で、1TBは約4万円とかなり割高。そこでこの構成では、まずコスパの良い500GBのNVMe Gen4 SSD(約1.9万円)でスタートする形にしました。OSと主要なゲームを入れるなら500GBでも十分回せます。読み書きが速く、ゲームのロードも快適です。
「たくさんインストールしておきたい」「大作を何本も常駐させたい」人は、予算に余裕があれば1TB(+約2万円)にすると安心(それでも合計は約15.5万円に収まります)。SSDは後から増設もしやすいパーツなので、まず500GBで始めて足りなくなったら追加、でもOKです。
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容量で迷ったら「500GBで始めて、足りなくなったら増設」が今の高騰相場では現実的。ゲームを20本も30本も常駐させないなら、500GBでも案外いけますよ。(→ SSDの選び方は コスパ最強SSD比較 )
🧱 マザーボード:ASRock B550M Pro RS(B550・microATX・DDR4)
Ryzen 5000シリーズ(AM4)を使うなら、B550チップセットが価格と機能のバランスでおすすめ。今回選んだASRock B550M Pro RSは、DDR4メモリ・PCIe4.0・Resizable BARに対応し、今回の構成に必要な機能はひと通り揃って約1.2万円とお手頃です。Arc B580を本来の性能で使うためのReBARにもしっかり対応しています。
サイズは取り回しの良いmicroATX。価格を抑えつつ安定した定番ボードで、初めての自作にも向いています。
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安いB550でもReBAR対応は必須チェック項目(Arcを使うなら特に)。このボードならその点も安心ですよ。
🔌 電源:玄人志向 KRPW-BK650W/85+(650W・80PLUS Bronze)
電源はケチりすぎると故障やトラブルの原因になりやすい、地味だけど重要なパーツ。今回の構成なら550Wでも足りますが、650Wにしておくと将来グラボを載せ替えても安心です。今回の玄人志向 KRPW-BK650Wは約9,500円と手頃ながら、80PLUS Bronze認証で信頼性も十分。格安自作の鉄板電源です。
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電源は「容量に少し余裕」「80PLUS認証あり」「定番メーカー」の3点で選べば失敗しにくいですよ。(→ 電源の選び方は ゲーミングPC電源ユニットの選び方&コスパ比較 )
🧰 PCケース:MSI MAG FORGE 130A AIRFLOW(ミドルタワー)
ミドルタワーは、組みやすさ・冷えやすさ・拡張性のバランスが良い定番サイズ。今回のMSI MAG FORGE 130A AIRFLOWは約5,000円ながら、名前のとおりエアフロー(風の通り)を重視した設計で、ファンが4基も付属しているのが嬉しいポイント。夏場の熱もこもりにくく、初めての自作でも組みやすいケースです。今回のmicroATXマザボも余裕で収まります。見た目の好みで選んでOKな部分でもあります。
予算を上げ下げするには(調整の考え方)
この15万円構成を基準に、予算に合わせて調整するときの方針です。
| 調整 | 変えるパーツ | 効果 |
|---|---|---|
| もっと安くしたい | グラボをArc B570(10GB)やRX 7600(8GB)へ | 7,000〜9,000円ダウン。フルHDなら体感差は小さい |
| 容量を増やしたい | SSDを1TBへ | 大量インストールも安心(+約2万円・合計約15.5万円) |
| WQHDも狙いたい | グラボをRX 9060 XT 16GBへ=20万円構成を参照 | WQHD王道へステップアップ |
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いちばん体感が変わるのは「グラボ」。フルHDで十分なら今回のArc B580で文句なし。WQHDや高リフレッシュを狙うなら、上位構成も覗いてみてください。
自作前に知っておきたい注意点
- ReBAR(Resizable BAR)を有効化:Intel Arcは必須級。組み上げたらBIOSに入り「Re-Size BAR Support」を有効(Enabled)にしましょう。これだけで性能が大きく変わります。
- OSは別途必要:Windows 11のライセンス代(約1.5〜2万円)は構成費に含めていません。
- モニター・周辺機器も別:フルHD(1080p)対応のゲーミングモニターをあわせて用意しましょう。
- パーツの相性:今回はRyzen 5000+B550+DDR4の鉄板構成なので相性問題は出にくいですが、マザボは購入時のBIOSがRyzen 5000に対応しているか(最近の在庫はほぼ対応済み)を念のため確認すると安心です。
- 価格は変動します:とくにメモリ・SSDは時期で大きく動きます。購入前に各リンク先で最新価格を確認してください。
- 組み立てに自信がなければ:同じパーツ構成をBTOショップの「カスタマイズ」で近づける手もあります。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ最新のAM5/DDR5ではなく、型落ちのAM4/DDR4なんですか?
A. 2026年はDDR5メモリが高騰しているからです。DDR5 16GBが約5.7万円なのに対し、DDR4 16GBは約2万円。フルHDで遊ぶなら性能差はわずかなので、安いDDR4(=AM4)を選ぶほうが圧倒的にコスパが良いのです。これは今の相場ならではの選び方です。
Q. フルHDだけでなくWQHDでも遊べますか?
A. Arc B580はVRAM12GBと余裕があるので、軽めのゲームならWQHDも狙えます。ただし重い最新ゲームをWQHD高画質で快適に、となるとワンランク上のグラボ(RX 9060 XT以上)が安心。メインはフルHD向けの構成です。
Q. メモリ16GBで足りますか? 32GBにすべき?
A. フルHDのゲーミングなら16GBで十分です。DDR4なら32GB(16GB×2)でも約4万円台で増設できますが、まずは16GBで始めて、足りなければ後から足すのが現実的です。
Q. Intel ArcのグラボはNVIDIA/AMDと比べて大丈夫?
A. 初期のArcはドライバが不安定でしたが、現在はかなり改善され、フルHDでは価格あたりの性能が非常に優秀です。注意点は「ReBARの有効化が必須」なことくらい。今回のCPU・マザボは対応済みなので問題ありません。
Q. 合計が13.6万円なら、タイトルは「13万円」では?
A. パーツ価格は変動するため、少し余裕をもって「15万円予算」としています。OS代やちょっとした周辺機器も考えると、トータル予算15万円で見ておくと安心です。
まとめ
予算15万円のフルHD王道ゲーミングPC構成を振り返ります。
- 🧠 CPUはRyzen 5 5600(AM4・クーラー付属でお得)
- 🎮 グラボはIntel Arc B580 12GB(フルHDの主力・VRAM12GB・要ReBAR)
- 🧩 メモリはDDR4-3200 16GB(高騰中のDDR5を避けて約3.7万円節約)
- 💾 SSDはGen4 500GBスタート(容量が要るなら1TBへ)
- 🔌 電源は650W Bronzeで将来も安心
- 💰 2026年の高騰相場でも、AM4/DDR4で合計 約135,700円=予算15万円に余裕
「最新じゃないと不安」を手放して、今の相場に合った”賢い型落ち”を選ぶ。それが2026年に格安でゲーミングPCを組むコツです。この構成を土台に、予算や用途で微調整すれば、あなたにピッタリの1台になります。
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データの出典・注記
- 性能・コスパの根拠:当サイト各コスパ比較記事(3DMark Time Spy / PassMark を基準。出典は各記事に明記)
- 価格:Amazonの実売価格(2026年6月時点) を構成表の各製品リンク先で確認した目安
- ※メモリ・SSDは2026年の供給状況により価格変動が大きいため、購入時に最新価格をご確認ください
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