「フルHDはもう卒業してWQHDで遊びたい。けれど、グラボに10万円までは出せない」
【関連】グラボに限らず、メモリやSSDも値動きの大きい2026年です。「買うか、待つか」で迷っている人はDDR5メモリは今買うべき?待つべき?価格高騰いつまで【2026年7月】も参考にしてください。
この記事では、予算5万〜10万円のミドルエンドグラボ11枚(うち1枚は在庫切れ)を、Amazonの実売価格(2026年10月1日調査)とベンチマークのスコアで比べます。
🐹 ハムのひとこと
ハム工房のハムです! 10月のこの帯は、5万円をほんの少し超えたArc B580がいきなりトップに座り、10万円の手前には新顔のRX 9070 GREが入ってきました。今月も定番ベンチ「3DMark Time Spy」のスコアと実売価格を物差しに、本当にお得な1枚を探していきましょう!
- 先に結論:2026年10月の5万〜10万円コスパ最強グラボ3選
- 性能の基準について(なぜTime Spyスコアなのか)
- 一覧表:5万〜10万円グラボ コスパ比較
- 各GPUを詳しく解説
- Intel Arc B580(12GB)― 5万円を303円超えて、ミドル帯でいきなり首位
- Radeon RX 9060 XT(8GB)― PowerColor版で2位の◎。予算を抑えたWQHDの本命
- Radeon RX 9070 GRE(12GB)― 10万円の手前に入った新顔。スコアはこの帯のトップ
- Radeon RX 9060 XT(16GB)― 9月は載せられなかった16GB版が、XFX版で登場
- GeForce RTX 5060(8GB)― MSIの白モデルに替えて、NVIDIAのコスパ首位に
- GeForce RTX 5060 Ti 8GB ― GIGABYTE版で掲載。性能を上乗せしたい人に
- Radeon RX 6650 XT(8GB)― 9月から値段が動かない型落ちモデル
- Radeon RX 9050(8GB)― 別の販売モデルで2,241円安く。省電力が持ち味
- GeForce RTX 4060 Ti 8GB ― 1万円下がっても、この価格では割高
- Radeon RX 6600(8GB)― ローエンドで在庫切れだった1枚が、ミドル帯で復活
- GeForce RTX 4060(8GB)― 10月1日時点は在庫切れ
- 9月までこの帯にいた3枚 ― 10月は隣の帯へ
- 今月の着眼点:2026年10月のミドルエンドはここを見る
- メーカーごとの特徴(2026年10月はIntelとAMDが強い月)
- 用途別おすすめまとめ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- 関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ
先に結論:2026年10月の5万〜10万円コスパ最強グラボ3選
忙しい人向けに、結論だけ先に並べます(価格はAmazon実売・2026年10月1日調査)。
- 総合No.1:Intel Arc B580(12GB) … 約5.0万円。9月はローエンド帯にいた1枚が5万円の線を303円だけ超えてこの帯に入り、いきなりコスパ首位。この帯でいちばん安く、VRAMも12GBあります
- 予算を抑えてWQHDなら:Radeon RX 9060 XT(8GB) … 約7.0万円(PowerColor版・価格は10月3日時点)。コスパ指数2,338で2位。B580よりスコアが約11%上で、9月に続いて◎です
- 性能も欲しいなら:Radeon RX 9070 GRE(12GB) … 99,800円(価格は10月3日時点)。10月から載せた新顔で、スコア22,071はこの帯で頭ひとつ抜けたトップ。コスパ指数は2,212で3位です
2026年10月、この帯で起きたこと
新顔は、10万円の手前に入ったRX 9070 GREと、9月は載せられなかったRX 9060 XT 16GBの2枚です。RX 9060 XT 8GBは9月のGIGABYTE版が79,800円まで上がったため、PowerColor版に替えて掲載しています。RX 9060 XT 8GB・RX 9070 GRE・RTX 5060 Ti 8GBの3枚は、10月3日に販売ページを替え、その日の価格で載せています。RTX 5060とRX 9050は、9月の掲載価格より安い別の販売モデルに替えました(値下がりではありません)。
RTX 4060 Ti 8GBは同じ商品で1万円下がり、RTX 4060は掲載の販売ページが中古のみになって在庫切れです。
各製品の解説では、WQHD(2560×1440)での使い勝手にも触れながら、順位どおりに見ていきます。
性能の基準について(なぜTime Spyスコアなのか)
このページの「ゲーム性能」は、定番ベンチマーク 3DMark Time Spy の Graphics スコアを採用しています。
- 全GPUで同じテストを実行するので公平に比較できる
- ゲームや設定によるブレが少なく、性能の相対比較に向いている
- 数字(横バーの長さ)が大きいほど高性能です
注意:Time Spyは”合成ベンチマーク”です。実際のゲームのfpsはタイトルによって前後します。あくまで「性能の目安」としてご覧ください。
一覧表:5万〜10万円グラボ コスパ比較
表の見出し(GPU名・価格・コスパ指数など)をクリックすると並べ替えられます。最初は「コスパ指数の高い順」です。
🐹 ハムのひとこと
「コスパ指数」はTime Spyスコアを価格(1万円単位)で割った数字です。大きいほど、1万円あたりの性能が高いということです。
広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです。価格は2026年10月1日時点のAmazon実売目安です。一部の製品(販売ページの差し替え・在庫切れの確認)は2026年10月3日時点です。
| GPU名 | VRAM | 価格目安 | おすすめ度 | 3DMark Time Spy | コスパ指数 |
|---|---|---|---|---|---|
| Arc B580 | 12GB | 50,303円 | ◎ | 14,650 |
2,912 |
| RX 9060 XT 8GB | 8GB | 69,800円 | ◎ | 16,316 |
2,338 |
| RX 9070 GRE | 12GB | 99,800円 | 〇 | 22,071 |
2,212 |
| RX 9060 XT 16GB | 16GB | 78,800円 | 〇 | 16,550 |
2,100 |
| RTX 5060 | 8GB | 65,456円 | 〇 | 13,617 |
2,080 |
| RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 76,800円 | △ | 15,560 |
2,026 |
| RX 6650 XT | 8GB | 56,347円 | △ | 9,987 |
1,772 |
| RX 9050 | 8GB | 50,739円 | △ | 8,866 |
1,747 |
| RTX 4060 Ti 8GB | 8GB | 85,000円 | △ | 13,473 |
1,585 |
| RX 6600 | 8GB | 62,800円 | △ | 8,149 |
1,298 |
| RTX 4060 | 8GB | 在庫切れ | — | 10,665 |
— |
※おすすめ度:◎=とくにおすすめ/〇=おすすめ/△=条件次第(型落ち・割高なものを含む)
※価格はAmazon実売(2026年10月1日時点。RX 9060 XT 8GB・RX 9070 GRE・RTX 5060 Ti 8GBは10月3日時点)の目安。RX 9060 XT 8GB・16GB、RTX 4060 Ti 8GB、RX 6600は在庫の少ない出品でした。最新の価格・在庫はリンク先でご確認ください。
各GPUを詳しく解説
Intel Arc B580(12GB)― 5万円を303円超えて、ミドル帯でいきなり首位
| コスパ順位 | 10製品中1位 |
|---|---|
| VRAM | 12GB |
| 価格目安 | 50,303円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | ◎ |
| 3DMark Time Spy | 14,650 |
| コスパ指数 | 2,912 |
9月まではローエンド帯(46,511円)で紹介していた1枚です。10月は50,303円になり、5万円の線をわずか303円上回ったため、今月からミドル帯で扱います。9月から3,792円(+8.2%)の値上がりです。
それでも、この帯に入ってみるとコスパは首位。2位のRX 9060 XT 8GB(2,338)をコスパ指数で約25%上回り、2位以下を大きく引き離しています。
価格は在庫のある10枚でいちばん安く、しかもVRAMが12GB。8GBのカードが多いこの帯では、それだけで選ぶ理由になります。
弱点を挙げるならスコアで、RX 9060 XT 8GBは約11%、RX 9070 GREは約51%高い数字を出します(RTX 5060よりは上です)。初めてIntel Arcを使う人は、買う前に、遊びたいゲームの動作報告を一度調べておくと安心です。
🐹 ハムのひとこと
303円の差で帯が変わるのは、このシリーズが価格だけで機械的に帯を分けているからです。ローエンドの記事で見ていた人も、ミドルの物差しで測り直して1位なので、そこは安心してくださいね。
Radeon RX 9060 XT(8GB)― PowerColor版で2位の◎。予算を抑えたWQHDの本命
| コスパ順位 | 10製品中2位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 69,800円 (2026年10月3日時点) |
| おすすめ度 | ◎ |
| 3DMark Time Spy | 16,316 |
| コスパ指数 | 2,338 |
9月のコスパ首位です。9月のGIGABYTE版は10月1日時点で56,364円から79,800円に上がっていたため(同じ商品で+41.6%)、10月はPowerColor Hellhound版にしました(69,800円・10月3日に販売ページを替え、価格は10月3日時点)。
9月の掲載価格との差は13,436円(+23.8%)ですが、別のモデルに替えた差です。コスパ指数は2,338で、B580に次ぐ2位の◎。販売は第三者(発送はAmazon)で、在庫の少ない出品でした(10月3日時点)。
GREは30,000円高いぶんスコアが約35%上で、VRAMも12GBあります。「3万円足してGREか、浮かせて8GBのRX 9060 XTか」が、今月いちばんの悩みどころです。
RTX 5060 Ti 8GBより7,000円安く、スコアは約4.9%上で、WQHDの標準〜高画質で主力を張れる性能です。B580と比べると19,497円高いぶんスコアは約11%上ですが、VRAMはB580の12GBより少ない8GBです。
カード長は310mm・2スロットで、補助電源は8ピン×1。PowerColorの最小システム電力は550Wで、AMDの推奨(450W)より多めです。長いカードなので、ケースの対応長も確かめてください。
Radeon RX 9070 GRE(12GB)― 10万円の手前に入った新顔。スコアはこの帯のトップ
| コスパ順位 | 10製品中3位 |
|---|---|
| VRAM | 12GB |
| 価格目安 | 99,800円 (2026年10月3日時点) |
| おすすめ度 | 〇 |
| 3DMark Time Spy | 22,071 |
| コスパ指数 | 2,212 |
10月から比較表に加えた新顔です。掲載したのは、XFX正規代理店のゴッパ合同会社が出品するXFX Swift RX-97GRE29B7(99,800円)。10月3日に販売ページを替えたもので、価格は10月3日時点です。
スコア22,071はこの帯でいちばん高く、2番手のRX 9060 XT 16GB(16,550)より約33%上です。10万円近い価格でもコスパ指数は2,212で、RX 9060 XT 8GBに次ぐ3位の〇です。
AMD公式の仕様では、VRAMは12GB GDDR6(192bit)、標準ボード電力は220W、推奨電源は650Wで、補助電源は8ピン×2。掲載のXFX版は3連ファンで、カード長301mm・約3スロット厚(XFX公式の表記は3.5スロット)、XFXの最低電源も650Wです。
WQHDで高画質・高fpsを狙いたい人や、8GBでは心もとない人に向いた1枚です。ただし電源はRX 9060 XT(AMD推奨450W)より大きめが要り、カードも厚いので、電源の容量とケースの空きを確かめてから選んでください。
Radeon RX 9060 XT(16GB)― 9月は載せられなかった16GB版が、XFX版で登場
| コスパ順位 | 10製品中4位 |
|---|---|
| VRAM | 16GB |
| 価格目安 | 78,800円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | 〇 |
| 3DMark Time Spy | 16,550 |
| コスパ指数 | 2,100 |
今月から比較表に加えた新顔です。9月は当サイトで追っていた16GB版の販売ページが在庫切れで載せられませんでしたが、10月はXFX Swift Radeon RX 9060 XT OC 16GB(出品はXFX正規代理店のゴッパ合同会社)が78,800円で見つかりました。
ただし在庫の少ない出品でした(10月1日時点)。買う前に、リンク先で在庫を確かめてください。
スコアはGREに次ぐ2番目です。8GB版との差は234ポイント(約1.4%)で、性能はほぼ同じ。
つまり9,000円の上乗せは、ほぼVRAMを8GBから16GBに増やすための代金です。コスパ指数は2,100で4位、おすすめ度は〇にしています。
あと21,000円足せばGREに届き、スコアは約33%上がりますが、VRAMは12GBに減ります。重いゲームを高画質で長く遊びたい人や、VRAMをたくさん使う用途がある人に向いた1枚です。
GeForce RTX 5060(8GB)― MSIの白モデルに替えて、NVIDIAのコスパ首位に
| コスパ順位 | 10製品中5位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 65,456円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | 〇 |
| 3DMark Time Spy | 13,617 |
| コスパ指数 | 2,080 |
9月に載せていた販売ページ(73,450円)に代えて、10月はAmazon.co.jpが販売する MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC WHITE(65,456円・在庫あり)を掲載しました。
9月より7,994円安く見えますが、同じ商品が値下がりしたのではなく、安い別モデルに替えた差です。9月に載せていたGIGABYTE版は、10月1日時点で77,000円(同じ商品で+4.8%)でした。
その結果、コスパ指数は2,080で、在庫のあるNVIDIAの3枚では首位です。RTX 5060 Ti 8GB(2,026)とは価格差が11,344円で、スコアはTiが約14%上。コスパの差は小さいので、あとは予算で決めてかまいません。
9月は無印とTiがほぼ同じ値段で「迷ったらTi」でしたが、10月は無印を選ぶ理由がはっきりしました。
GeForce RTX 5060 Ti 8GB ― GIGABYTE版で掲載。性能を上乗せしたい人に
| コスパ順位 | 10製品中6位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 76,800円 (2026年10月3日時点) |
| おすすめ度 | △ |
| 3DMark Time Spy | 15,560 |
| コスパ指数 | 2,026 |
9月に載せていたPalit版の販売ページが在庫切れになり、10月3日にGIGABYTE WINDFORCE OC 8G(76,800円・価格は10月3日時点)へ替えました。9月の74,800円との差の2,000円(+2.7%)は、別のモデルに替えた差です。
上にB580・RX 9070 GRE・RX 9060 XT 16GBが入り、RTX 5060にもコスパで抜かれて、順位は9月の3位から6位、おすすめ度も〇から△になりました。出品はGIGABYTE公認ストアで、「通常2〜3日以内に発送」の表示でした(10月3日時点)。
無印RTX 5060より約14%高いスコアに、DLSSのフレーム生成とRTX 50シリーズだけのマルチフレーム生成を組み合わせれば、WQHDでもfpsを底上げしやすい1枚です。GIGABYTE版はカード長208mmと短めで、補助電源は8ピン×1、GIGABYTEの推奨電源は650Wです。
気になるのは、この価格でVRAMが8GBなこと。2,000円足せばVRAM 16GBのRX 9060 XT 16GB(78,800円)に手が届き、7,000円安いRX 9060 XT 8GBでもスコアはTiを上回ります。
Radeon RX 6650 XT(8GB)― 9月から値段が動かない型落ちモデル
| コスパ順位 | 10製品中7位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 56,347円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | △ |
| 3DMark Time Spy | 9,987 |
| コスパ指数 | 1,772 |
10月も56,347円で、9月から動いていません。型落ちのモデルですが、フルHD中心なら今も困らないカードです。
ただ、6,044円安いArc B580のほうがスコアで約47%上で、VRAMもB580は12GBあります。順位は9月の6位から7位に下がり、今月も△です。なお、掲載の販売ページは第三者の出品で、「通常4〜5日以内に発送」の表示でした(10月1日時点)。
Radeon RX 9050(8GB)― 別の販売モデルで2,241円安く。省電力が持ち味
| コスパ順位 | 10製品中8位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 50,739円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | △ |
| 3DMark Time Spy | 8,866 |
| コスパ指数 | 1,747 |
9月に続いてこの帯で扱う1枚です。9月に載せていた販売ページは、10月1日時点も52,980円で変わっていません。10月は、Amazon.co.jpが販売する GIGABYTE Radeon RX 9050 GAMING OC 8G(50,739円・在庫あり)に替えました。
9月より2,241円安いのは、この販売モデルの変更による差です。
コスパ指数は1,747で、順位は9月の7位から8位に下がり、今月も△です。436円しか違わないArc B580のほうがスコアは約65%上なので、性能とコスパを求めるならB580が先です。
持ち味は消費電力の低さです。AMD公式の標準ボード電力は92Wで、AMDが発表した推奨電源は450W(PC Watch 2026年7月29日)。電源に余裕のないPCにグラボを足したいなど、目的がはっきりしている人向けです。
GeForce RTX 4060 Ti 8GB ― 1万円下がっても、この価格では割高
| コスパ順位 | 10製品中9位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 85,000円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | △ |
| 3DMark Time Spy | 13,473 |
| コスパ指数 | 1,585 |
95,000円から85,000円へ、1万円(10.5%)の値下がりです。同じ販売ページの値動きで、順位は9月と同じ9位です。
それでも、6,200円安いRX 9060 XT 16GBがスコアで約23%上、VRAMも倍の16GB。NVIDIAどうしで比べても、8,200円安いRTX 5060 Ti 8GBのほうがスコアが約15%上です。
14,800円足せばRX 9070 GREに届き、スコアは約64%上がります。8.5万円という価格にしては性能が物足りず、△としています。なお、掲載の販売ページは在庫の少ない出品でした(10月1日時点)。
Radeon RX 6600(8GB)― ローエンドで在庫切れだった1枚が、ミドル帯で復活
| コスパ順位 | 10製品中10位 |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 62,800円 (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | △ |
| 3DMark Time Spy | 8,149 |
| コスパ指数 | 1,298 |
9月はローエンド帯に載せていましたが、在庫切れでした。10月はASRock Radeon RX6600 8GB(第三者の出品・62,800円)が見つかり、5万円を超えているのでミドル帯へ移しています。9月の販売ページとは別のモデルで、在庫の少ない出品でした(10月1日時点)。
正直、この価格では勧めにくいです。スコアはこの帯で最も低く、6,453円安いRX 6650 XTのほうが約23%上、12,497円安いArc B580なら約80%上です。
「どうしてもRX 6600でないと困る」という事情がなければ、ほかのカードを選んでください。
GeForce RTX 4060(8GB)― 10月1日時点は在庫切れ
| コスパ順位 | — |
|---|---|
| VRAM | 8GB |
| 価格目安 | 在庫切れ (2026年10月1日調査) |
| おすすめ度 | — |
| 3DMark Time Spy | 10,665 |
| コスパ指数 | — |
10月1日時点、掲載の販売ページは中古のみで、新品の在庫がありませんでした。そのため今月は在庫切れとして、価格とコスパ指数を「—」にしています。
スコア10,665は、在庫のあるArc B580(14,650)やRTX 5060(13,617)より低い数字です。在庫が戻ったら、そのときの価格でこの2枚と比べてから検討してください。
9月までこの帯にいた3枚 ― 10月は隣の帯へ
- Radeon RX 7700 XT:9月に載せていた ASRock RX7700XT SL 12GO が在庫切れになりました。10月は別の販売モデル(ASRock RX7700XT CL 12GO・105,903円・発送まで9〜10日の出品)に替えたため、ハイエンド帯(10万円以上)に移しています
- Radeon RX 9070:9月は在庫切れのまま載せていました。その販売ページは10月も在庫切れで、別の販売モデル(ASUS TUF-RX9070-O16G-GAMING・126,242円)に替えたため、ハイエンド帯で扱います
- GeForce RTX 5050:5万円を切る別の販売モデル(Palit StormX・49,980円)に替えたため、10月はローエンド帯で扱います。9月に載せていた販売ページは54,800円のままで、値下がりではありません
それぞれの今の価格は、ハイエンドのコスパ最強グラボ比較とローエンドのコスパ最強グラボ比較で紹介しています。
今月の着眼点:2026年10月のミドルエンドはここを見る
10月は新顔の参入・値上がり・販売モデルの入れ替えが同時に起きました。押さえておきたい点を4つに絞ります。
「5万円」の縦線のすぐ右で上下に並ぶ四角と丸が、Arc B580とRX 9050です(436円差で、スコアはB580が約65%上)。コスパ指数2,500の破線より上はB580だけ。右上端がRX 9070 GRE、大きな丸がRX 9060 XT 8GBです。
① 帯の境目は毎月動く
値上がりや販売モデルの変更で、下の端ではArc B580とRX 6600がローエンドから入り、RTX 5050がローエンドへ移りました。上の端ではRX 7700 XTとRX 9070がハイエンドへ移り、10万円を200円下回るRX 9070 GREが入りました。
予算が5万円前後ならローエンドの比較、10万円を少し超えてもいいならハイエンドの比較もあわせてご覧ください。
② 「8GB以外」の顔ぶれが入れ替わった
10月のVRAM 12GB以上は、いちばん安いArc B580といちばん高いRX 9070 GRE(どちらも12GB)、RX 9060 XT 16GBの3枚です(9月は在庫のあるカードではRX 7700 XTだけ)。2位のRX 9060 XTは8GBなので、8GBを避けたいならこの3枚から。
③ 値下がりと「販売モデルの変更」を見分ける
RTX 4060 Ti 8GBの1万円安は同じ商品の値下がりですが、RTX 5060の7,994円安は9月のGIGABYTE版からMSI版に替えた差です。RX 9060 XT 8GBは逆に、9月のGIGABYTE版が79,800円に上がり、PowerColor版でも9月より13,436円高いままです。
RTX 5060 Ti 8GB・RX 9050・RX 6600・RTX 5050も別の販売モデルです。前月と比べるときは、同じ商品ページの値段どうしかを確かめてください。
④ 電源の目安:公式の数字と、買うモデルの公表値の両方を見る
NVIDIA公式の必要システム電力(Ryzen 9 5900X搭載PC基準)は、RTX 5060が550W、RTX 5060 Tiが600Wです。AMD公式の推奨電源は、RX 9070 GREが650W、RX 9060 XT(8GB・16GB)とRX 9050が450Wです。
ただ、掲載のRX 9060 XT 8GB(PowerColor)は最小システム電力550W、RTX 5060 Ti 8GB(GIGABYTE)は推奨650Wと、カードメーカーの数字は大きめです。買うモデルの公表値をご確認ください(→ 電源ユニットのコスパ比較)。
🐹 ハムのひとこと
10月、この帯で同じ商品のまま値下がりしたのはRTX 4060 Ti 8GBだけ。RTX 5060やRX 9060 XT 8GBは販売モデルを替えての掲載です。コスパの1位・2位は、むしろ9月より高いB580とRX 9060 XT 8GB。値動きのニュースだけで決めず、表の数字で比べるのが確実ですよ。
メーカーごとの特徴(2026年10月はIntelとAMDが強い月)
10月は1位がIntel、2位から4位がAMDで、NVIDIAは5位以下という並びになりました。
| メーカー | 2026年10月のこの帯での立ち位置 | 注意点 |
|---|---|---|
| Intel (Arc) | Arc B580がローエンドから移ってきてコスパ1位。この帯で最安の約5.0万円で、VRAMは12GB。消費電力190W | この帯に載せたのはB580の1枚だけ。9月から8.2%値上がりしている |
| AMD (RX) | RX 9060 XT 8GB(2位)、新顔のRX 9070 GRE(3位)、RX 9060 XT 16GB(4位)が上位。GREはこの帯でスコアが最も高く、16GB版はこの帯で唯一のVRAM 16GB | 8GB版は別の販売モデルに替えて掲載。8GB版・16GB版とRX 6600は在庫の少ない出品。型落ちのRX 6650 XT・RX 6600と、RX 9050は△ |
| NVIDIA (RTX) | RTX 5060(2,080)がNVIDIAのコスパ首位で、RTX 5060 Ti 8GB(2,026)が続く。どちらもDLSSのフレーム生成に加え、RTX 50シリーズだけのマルチフレーム生成が使える | 在庫のある3枚はすべてVRAM 8GB。RTX 5060 Ti 8GBは別の販売モデルに替えて掲載。RTX 4060 Ti 8GBは値下がりしても△(在庫の少ない出品)、RTX 4060は在庫切れ |
用途別おすすめまとめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| とにかくコスパ重視 | Intel Arc B580(12GB・約5.0万円) |
| WQHDを7万円前後で | Radeon RX 9060 XT 8GB(PowerColor Hellhound・約7.0万円・在庫の少ない出品) |
| WQHDで性能をいちばん重視 | Radeon RX 9070 GRE(12GB・XFX Swift・99,800円) |
| VRAM 16GBが欲しい | Radeon RX 9060 XT 16GB(約7.9万円・在庫の少ない出品) |
| NVIDIAで予算を抑えたい | GeForce RTX 5060(MSI VENTUS 2X OC WHITE・約6.5万円) |
| NVIDIAで性能を上乗せしたい | GeForce RTX 5060 Ti 8GB(GIGABYTE WINDFORCE OC 8G・約7.7万円) |
予算を10万円以上に広げられるなら、RX 9070 XTやRX 9070も候補に入ります(→ ハイエンドのコスパ最強グラボ比較)。5万円以内に収めたい人はローエンドのコスパ最強グラボ比較へどうぞ。
よくある質問(FAQ)
- Qミドルクラスのグラボは何万円からですか?
- A
当サイトでは5万円以上10万円未満をミドルエンドにしています。価格だけで分けているので、値動きや販売モデルの入れ替えで帯が変わります。
10月はArc B580が値上がりで5万円を超えてこの帯に入り、RTX 5050は販売モデルの入れ替えでローエンドへ移りました。上の端では、RX 7700 XTとRX 9070がハイエンドへ移っています。
- Q5万〜10万円でコスパ最強のグラボはどれですか?
- A
Intel Arc B580(約5.0万円・コスパ指数2,912)です。2位はRX 9060 XT 8GB(約7.0万円・2,338)で、スコアはB580より約11%上。性能をもっと求めるなら、3位のRX 9070 GRE(99,800円・2,212)がスコアでB580を約51%上回ります。
- QArc B580は今いくらですか?
- A
2026年10月1日の調査で50,303円です。9月の46,511円から3,792円(+8.2%)上がりました。この値上がりで帯はローエンドからミドルに変わりましたが、コスパ指数はこの帯で首位です。
- QRTX 4060は今いくらで、買いですか?
- A
10月1日の調査では、当サイトが掲載している販売ページは中古のみで、新品の在庫がありませんでした。そのため今月は在庫切れの扱いで、価格は載せていません。スコア10,665はArc B580(14,650)やRTX 5060(13,617)より低いので、今はそちらから選ぶのが確実です。
- QRTXでコスパがいいのはどれ? RTX 5060とRTX 5060 Ti 8GBならどっち?
- A
在庫のあるRTXではRTX 5060(コスパ指数2,080)が首位で、RTX 5060 Ti 8GB(2,026)が続きます。価格差は11,344円で、スコアはTiが約14%上。予算を抑えるならRTX 5060、WQHDでもう少し性能がほしいならTiと、予算で決めて大丈夫です。
- QRTX 5060と組み合わせるCPUは何がいいですか?
- A
この記事ではCPUの性能までは比べていないので、CPUはミドルエンドのコスパ最強CPU比較で価格と性能を見比べてください。パーツ全体の組み合わせ例は予算20万円で組むWQHDゲーミングPC自作構成にまとめています。
まとめ
2026年10月のミドルエンドグラボは、首位が入れ替わり、10万円の手前に新顔も入った月でした。値上がり・値下がり・販売モデルの入れ替えが入り混じるなか、コスパの1位は値上がりしたB580、2位はPowerColor版に替えたRX 9060 XT 8GBです。
- コスパ最強は Intel Arc B580(約5.0万円・コスパ指数2,912)。ローエンドから移ってきて、この帯で首位
- 予算を抑えたWQHDなら Radeon RX 9060 XT 8GB(約7.0万円・2,338)。コスパ2位の◎。9月のGIGABYTE版が値上がりし、PowerColor版に替えて掲載
- 性能も取るなら Radeon RX 9070 GRE(99,800円・2,212)。スコアがこの帯で最も高い新顔で、コスパは3位
- VRAM 16GBなら Radeon RX 9060 XT 16GB(約7.9万円)。9月は載せられなかった16GB版で、10月1日時点は在庫の少ない出品でした
- NVIDIA派は RTX 5060(2,080)と RTX 5060 Ti 8GB(2,026)の差が小さい。予算に合わせて選べばOK
- RTX 4060は掲載の販売ページが中古のみで、今月は在庫切れ
- RX 7700 XT・RX 9070はハイエンドへ、RTX 5050はローエンドへ移りました
価格は毎月動きます。購入時はリンク先で最新価格をご確認ください。
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データの出典・注記
- 価格:Amazon.co.jp の実売価格(2026年10月1日調査)。
- 在庫切れなどになった一部の製品は10月3日に別の販売ページへ差し替え、その日の価格で掲載しています。
- 性能:3DMark Time Spy の Graphics スコア。出典=PC自由帳
- コスパ指数:Time Spyスコア ÷ 価格(1万円あたり)。
- 在庫切れの製品(調査時点)は、価格・コスパ指数を「—」と表記しています。
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リンク経由で購入されると当サイトに紹介料が入りますが、紹介料の有無で順位や評価を変えることはありません。順位はすべて公開データ(Time Spyスコアと実売価格)の計算結果です。

