ミドルクラスCPU コスパ最強比較【2026年10月版】2.5〜5万円のCore Ultra 5 250KF Plus・245K・Ryzen 7 9700Xをランキング

CPU比較

「ゲーム用に組むけれど、ときどき動画の編集もしたい。CPUにかけられるのは3万〜4万円台くらいかな」

この記事では、予算2.5〜5万円のミドルエンドCPU 9個を、Amazonの実売価格(2026年10月1日調査)と定番ベンチマークのスコアで比べます。

🐹 ハムのひとこと
ハム工房のハムです! 10月のミドルCPUは、Intelの「Plus」付きの新モデルが首位に割り込んだ月です。今月も「PassMark」のスコアと実売価格を物差しに、自分に合う1個を探していきましょう!


  1. 先に結論:2026年10月の2.5〜5万円コスパ最強CPU3選
  2. 性能の基準について(PassMarkとゲーミングの違い)
  3. 一覧表:2.5〜5万円CPU コスパ比較
  4. 重要:コスパ指数(PassMark)とゲーミングのおすすめが一致しない理由
  5. 各CPUを詳しく解説
    1. Core Ultra 5 250KF Plus(18コア)― 新顔がいきなりマルチコスパ首位
    2. Core Ultra 5 245K(14コア)― 首位は譲っても◎。内蔵GPU付きの多コア
    3. Ryzen 7 9700X(8コア)― 3,060円下がって、ゲーム用の本命が買いやすく
    4. Ryzen 5 7600(6コア)― 1,173円上がって4位へ。それでもクーラー込みで2.8万円台
    5. Core i5-14400F(10コア)― 1,995円下がり、Ryzen 5 7600と12円差に
    6. Core i5-14600K(14コア)― ほぼ横ばいで△に。LGA1700マザーがある人向け
    7. Ryzen 5 9600X(6コア)― 値段は横ばい。無印9600と見比べてから
    8. Ryzen 5 9600(6コア)― クーラー付きの新顔。9600Xよりは実質お得
    9. Ryzen 7 7700(8コア)― 10.8%値下がりして5万円以内に
    10. 9月まで載せていたCore i5-13400F ― 10月は掲載をやめました
  6. 今月の着眼点:2026年10月のミドルCPUはここを見る
    1. ① 「Plus」の18コアと、14コアの245Kは2,489円差
    2. ② Ryzen 5 7600とCore i5-14400Fは12円差
    3. ③ クーラーの有無で「実際の出費」が逆転する
    4. ④ 長く使うなら、ソケットの先行きも見ておく
  7. メーカーごとの特徴(2026年10月はIntelが強い月)
  8. 用途別おすすめまとめ
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ
  11. 関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ
    1. データの出典・注記
    2. 広告(PR)について

先に結論:2026年10月の2.5〜5万円コスパ最強CPU3選

結論から並べます(価格はAmazon実売・2026年10月1日調査)。

2026年10月の結論
  • マルチコスパNo.1:Core Ultra 5 250KF Plus … 約3.9万円で18コア18スレッド。今月から載せた新顔が、コスパ指数13,129で首位です。内蔵GPUなし・クーラー別売りなので、グラボとクーラーは別に用意します
  • 内蔵GPUも欲しいなら:Core Ultra 5 245K … 約3.6万円。9月の首位で、今月は2位。250KF Plusより2,489円安く、内蔵GPUを積んでいます
  • ゲーム中心の本命:Ryzen 7 9700X … 約3.8万円。9月から3,060円下がり、8コア16スレッドがぐっと手の届く値段になりました

2.8万円台に抑えたいなら、クーラー付属のRyzen 5 7600(28,273円)と、BOX版ならクーラー付きのCore i5-14400F(28,285円)がわずか12円差で並んでいます。

2026年10月、この帯で起きたこと
Core Ultra 5 250KF Plusのほかに、クーラー付属のRyzen 5 9600も今月からの新顔です。

値下がりが目立ったのはRyzen 7 7700(-10.8%)で、44,980円と5万円以内に戻りました。Ryzen 7 9700X(-7.5%)とCore i5-14400F(-6.6%)も下がっています。

逆にRyzen 5 7600は4.3%上がり、2位から4位へ。9月まで載せていたCore i5-13400Fは、10月は掲載をやめました。

各CPUの解説では、ゲームと作業のどちらに向くかにも触れながら、表の順位どおりに見ていきます。


性能の基準について(PassMarkとゲーミングの違い)

このページの「性能」は、定番ベンチマーク PassMark CPU Mark を採用しています。

  • 全CPUで同じテストを実行するので公平に比較できる
  • マルチコア性能を含む総合的な処理能力を表します
  • 数字(横バーの長さ)が大きいほど高性能です

ただしPassMarkが高い=ゲームが速い、ではありません。一覧表のあとの項目で詳しく説明します。


一覧表:2.5〜5万円CPU コスパ比較

表の見出し(CPU名・価格・コスパ指数など)をクリックすると並べ替えられます。最初は「コスパ指数の高い順」に並んでいます。

🐹 ハムのひとこと
「コスパ指数」はPassMarkスコアを価格(1万円単位)で割った数字で、大きいほど1万円あたりの性能が高いということです。

広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです。価格は2026年10月1日時点のAmazon実売目安です。

CPU名コア/スレッド価格目安おすすめ度PassMarkコスパ指数
Core Ultra 5 250KF Plus 18C/18T 38,843円 ◎
50,998
13,129
Core Ultra 5 245K 14C/14T 36,354円 ◎
43,596
11,992
Ryzen 7 9700X 8C/16T 37,760円 〇
37,148
9,838
Ryzen 5 7600 6C/12T 28,273円 〇
27,053
9,568
Core i5-14400F 10C/16T 28,285円 〇
25,705
9,088
Core i5-14600K 14C/20T 45,507円 △
38,594
8,481
Ryzen 5 9600X 6C/12T 35,844円 △
30,134
8,407
Ryzen 5 9600 6C/12T 35,000円 △
29,315
8,376
Ryzen 7 7700 8C/16T 44,980円 △
34,500
7,670

※おすすめ度:◎=とくにおすすめ/〇=おすすめ/△=条件次第

※価格はAmazon実売(2026年10月1日時点)の目安。この日の掲載ページは、Core Ultra 5 245KとCore i5-14600KがAmazon US(海外)の出品、Ryzen 5 9600Xが発送まで6〜7日かかる出品でした。

※ほかの6個の掲載ページは第三者のショップの出品で、Ryzen 7 9700X以外の5個はAmazonが発送していました。出品者・価格・在庫は変わることがあるため、リンク先で最新の情報をご確認ください。


重要:コスパ指数(PassMark)とゲーミングのおすすめが一致しない理由

10月の表は、Core Ultra 5 250KF Plus(18コア)とCore Ultra 5 245K(14コア)が1位・2位を占めました。ただ、ゲームのために買うなら、この上2つが最適とは限りません。

PassMarkは、たくさんのコアを同時に動かしたときの力が強く出る総合指標です。いっぽう多くのゲームが使うのは4〜8コアほどで、差がつきやすいのは1コアあたりの速さとキャッシュのほうです。

  • 動画の書き出し・配信・エンコードまでこなしたいなら → Core Ultra 5 250KF Plus(18コア)か Core Ultra 5 245K(14コア)
  • 遊ぶのが中心なら → Ryzen 7 9700X(8コア16スレッド)、予算を抑えるなら Ryzen 5 7600

🐹 ハムのひとこと
18コアは作業では頼もしいのですが、ゲームではコアを持て余しがちです。「作業が多いならIntelの多コア、遊ぶのが中心ならRyzen」。10月もこの分け方で選べば、大きく外すことはありませんよ。


各CPUを詳しく解説

Core Ultra 5 250KF Plus(18コア)― 新顔がいきなりマルチコスパ首位

Core Ultra 5 250KF Plusの早見表
コスパ順位9製品中1位
コア/スレッド18C/18T
価格目安38,843円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度◎
PassMark50,998
コスパ指数13,129

10月から比較表に加えた新顔です。Intelの「Core Ultra 200S Plus」の1個で、Pコア6+Eコア12の18コア18スレッド(最大5.3GHz)です。

PassMarkはこの帯の9個で最も高く、コスパ指数も2位の245Kを約9.5%上回ってトップに立ちました。

245Kと比べると、L3キャッシュは30MB(245Kは24MB)、公式の対応メモリはDDR5-7200(245Kは6400)と、細かいところも一段上がっています。

ソケットは245Kと同じLGA1851です。対応するマザーボードやBIOSのバージョンは、買う前にマザーボードメーカーの対応表をご確認ください。

注意点は2つあります。型番の「KF」のとおり内蔵GPUが無いのでグラボは必須で、Intel公式の仕様ではQuick Syncにも対応していません。そしてCPUクーラーは別売りです。

価格の参考として、秋葉原の店頭最安値では37,000円(AKIBA PC Hotline!「9月後半のCPU価格」、9月12〜19日調査)で、Amazonの掲載価格はそれより1,843円高い計算です。

🐹 ハムのひとこと
245Kと型番が近いので見落としがちですが、Eコアが8個から12個へ4つ増えた別物です。グラボを別に買う前提なら、今月いちばん「1万円あたりの力」が大きいCPU。作業もする人は、まずここから考えてみてくださいね。

Core Ultra 5 245K(14コア)― 首位は譲っても◎。内蔵GPU付きの多コア

Core Ultra 5 245Kの早見表
コスパ順位9製品中2位
コア/スレッド14C/14T
価格目安36,354円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度◎
PassMark43,596
コスパ指数11,992

9月の首位です。価格は35,427円から36,354円へ927円(+2.6%)上がりました。10月1日時点の掲載ページは、Amazon US(海外)の出品でした。

2位に下がったのは、新顔の250KF Plusが上に入ったためです。値上がり後もコスパ指数は3位の9700Xを大きく引き離していて、おすすめ度は今月も◎です。

250KF Plusとのいちばんの違いは、内蔵GPU(Intel Graphics)を積んでいること。グラボが壊れたときも画面を映せますし、組み立てたあとの動作確認もしやすくなります。

「2,489円安くて内蔵GPU付きの245K」か「コアが4つ多い250KF Plus」か、が今月の分かれ道です。

Pコア6+Eコア8の14コア14スレッドで、ソケットはLGA1851、メモリはDDR5専用(DDR4非対応)。CPUクーラーは別売りなので、その分の予算も見込んでおいてください。

Ryzen 7 9700X(8コア)― 3,060円下がって、ゲーム用の本命が買いやすく

Ryzen 7 9700Xの早見表
コスパ順位9製品中3位
コア/スレッド8C/16T
価格目安37,760円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度〇
PassMark37,148
コスパ指数9,838

価格は40,820円から37,760円へ3,060円(-7.5%)下がりました。順位は9月と同じ3位ですが、コスパ指数は9,100から9,838に上がり、Ryzen 5 7600を上回って比較表のRyzenでは最上位になっています。

Zen 5世代の8コア16スレッドで、公式TDPは65W。PassMarkでは250KF Plusや245Kに届きませんが、これはマルチコア寄りの指標なので、ゲームでの差がこの数字ほど開くとは限りません。

気になるのは、CPUクーラーが付属しないこと。その分の予算は別に見ておいてください。

価格が近い250KF Plus(こちらもクーラー別売り)とは1,083円差しかないので、「作業の比重が大きいなら250KF Plus、遊ぶのが中心ならこちら」と用途で決めるのがすっきりします。

Ryzen 5 7600(6コア)― 1,173円上がって4位へ。それでもクーラー込みで2.8万円台

Ryzen 5 7600の早見表
コスパ順位9製品中4位
コア/スレッド6C/12T
価格目安28,273円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度〇
PassMark27,053
コスパ指数9,568

27,100円から28,273円へ1,173円(+4.3%)値上がりしました。コスパ指数は9,983から9,568に下がり、値下がりした9700Xに抜かれたうえ、新顔の250KF Plusも上に入ったため、順位は9月の2位から4位になりました。おすすめ度も◎から〇に下げています。

とはいえ、Wraith Stealthクーラーが付属し、内蔵GPU(2CU)もあるので、グラボが無くても画面を映せる手軽さは変わりません。

ゲーム中心で予算を抑えるなら、今月もこの帯の有力候補です。値段がほぼ同じCore i5-14400Fとの比べ方は、着眼点の②にまとめました。

Core i5-14400F(10コア)― 1,995円下がり、Ryzen 5 7600と12円差に

Core i5-14400Fの早見表
コスパ順位9製品中5位
コア/スレッド10C/16T
価格目安28,285円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度〇
PassMark25,705
コスパ指数9,088

30,280円から28,285円へ1,995円(-6.6%)値下がりしました。コスパ指数は8,489から9,088に上がったものの、上に新顔の250KF Plusが入ったため、順位は9月の4位から5位です。

第14世代(Raptor Lake)のPコア6+Eコア4で10コア16スレッド。BOX版にはIntel Laminar RM1クーラーが付属します(購入前にBOX版かどうかをリンク先でご確認ください)。内蔵GPUを持たない「F」付きなので、画面を映すにはグラボが要ります。

Intel公式の仕様ではDDR4-3200にも対応しているので、DDR4対応のマザーボードと組めば手持ちのDDR4メモリを生かせます。DDR5専用のCore Ultraには無い、この世代ならではの逃げ道です。

Core i5-14600K(14コア)― ほぼ横ばいで△に。LGA1700マザーがある人向け

Core i5-14600Kの早見表
コスパ順位9製品中6位
コア/スレッド14C/20T
価格目安45,507円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度△
PassMark38,594
コスパ指数8,481

価格は45,905円から45,507円へ、398円(-0.9%)とほぼ横ばい。順位は5位から6位に下がり、おすすめ度は〇から△にしました。

理由は、6,664円安い250KF PlusがPassMarkで約32%上を行くからです。245Kと比べても、9,153円高いのにPassMarkは245Kが約13%上。新しく組むなら、あえて選ぶ理由は薄いのが正直なところです。

それでも、LGA1700のマザーボードがすでに手元にある人なら、それを生かしてPコア6+Eコア8の14コア20スレッドにできる選択肢です。

第13・14世代のK付きは「Vmin Shift」と呼ばれる不安定化問題の対象で、Intelはマイクロコード更新で対処し、保証も延長しています。使うときはマザーボードのBIOSを最新にしてからにしてください。クーラーは別売りです。

Ryzen 5 9600X(6コア)― 値段は横ばい。無印9600と見比べてから

Ryzen 5 9600Xの早見表
コスパ順位9製品中7位
コア/スレッド6C/12T
価格目安35,844円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度△
PassMark30,134
コスパ指数8,407

36,004円から35,844円へ、160円(-0.4%)とほとんど動いていません。順位は6位から7位へ1つ下がりました。

Zen 5世代の6コア12スレッドで、公式TDPは65W。ただ今月は、510円足せば14コアのCore Ultra 5 245Kに手が届き、PassMarkは245Kが約45%上です。マルチ性能を求めるなら分が悪い状況が続いています。

さらに悩ましいのが、新顔のRyzen 5 9600です。9600Xのほうが844円高く、PassMarkは約3%上。ただし9600XにはCPUクーラーが付属せず、10月1日時点の掲載ページは発送まで6〜7日かかる出品でした。どちらを選ぶかは、次の9600の項で比べます。

Ryzen 5 9600(6コア)― クーラー付きの新顔。9600Xよりは実質お得

Ryzen 5 9600の早見表
コスパ順位9製品中8位
コア/スレッド6C/12T
価格目安35,000円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度△
PassMark29,315
コスパ指数8,376

10月から載せた新顔で、9600Xと同じZen 5世代の6コア12スレッドです(最大5.2GHz、公式TDP 65W)。掲載品(100-100000718BOX)はWraith Stealthクーラーが付属し、内蔵GPU(2CU)も積んでいます。

コスパ指数では9600Xにわずかに届かず8位。ただ、本体だけでも9600のほうが844円安く、9600Xには別途クーラー代もかかるので、実際の出費の差はさらに開きます。

「9600Xか9600か」で迷ったら、クーラーを自分で選びたいかどうかで決めてください。すぐに組みたいなら9600が有利で、10月1日時点の掲載ページはAmazonが発送する出品でした。

気になるのは値段です。秋葉原の店頭最安値では29,980円(AKIBA PC Hotline!「9月後半のCPU価格」、9月12〜19日調査)で、Amazonの掲載価格はそれより5,020円高くなっています。店頭の平均はもっと高いとはいえ、差は小さくありません。

同じくクーラー付きのRyzen 5 7600なら6,727円安く、PassMarkの差は約8%にとどまります。

Ryzen 7 7700(8コア)― 10.8%値下がりして5万円以内に

Ryzen 7 7700の早見表
コスパ順位9製品中9位
コア/スレッド8C/16T
価格目安44,980円 (2026年10月1日調査)
おすすめ度△
PassMark34,500
コスパ指数7,670

50,430円から44,980円へ、5,450円(-10.8%)の値下がりです。9月は5万円を超えていましたが、今月はこの帯の枠内に戻りました。

コスパ指数も6,841から7,670に上がっています。順位は9月の7位から9位になりましたが、これは新顔2個が上に入ったためです。

8コア16スレッドで、掲載品(現行版の100-100000592SBX)にはWraith Stealthクーラーが付属します。2025年9月以前の旧版(型番の末尾が592BOX)はWraith Prismが付属するなど、型番で同梱物が違うので、買うときは型番を確かめてください。

ただし、7,220円安いRyzen 7 9700Xが、同じ8コア16スレッドでPassMarkは約8%上です。クーラー代を足しても9700Xのほうが安く収まるので、今月もおすすめ度は△にとどめました。

9月まで載せていたCore i5-13400F ― 10月は掲載をやめました

9月の表で最下位だったCore i5-13400Fは、10月は掲載をやめています。Intelの手ごろな1個を探しているなら、BOX版にLaminar RM1クーラーが付属するCore i5-14400F(28,285円)を見てください。


今月の着眼点:2026年10月のミドルCPUはここを見る

新顔が2個入り、値上がりと値下がりが入り混じった月です。10月に押さえたい点を4つにまとめました。

価格とPassMarkのスコア(9製品) 横軸が価格(2026年10月1日調査のAmazon実売)、縦軸がPassMarkのスコア。点の色と形はメーカー(AMD・Intel)、◎はおすすめ度◎(点を大きく表示)。破線はコスパ指数(スコア÷価格(万円))が8,000・10,000・12,000になる線で、線より上にある製品ほどコスパが高い。9製品:Core Ultra 5 250KF Plus(38,843円・スコア50,998・コスパ指数13,129)、Core Ultra 5 245K(36,354円・スコア43,596・コスパ指数11,992)、Ryzen 7 9700X(37,760円・スコア37,148・コスパ指数9,838)、Ryzen 5 7600(28,273円・スコア27,053・コスパ指数9,568)、Core i5-14400F(28,285円・スコア25,705・コスパ指数9,088)、Core i5-14600K(45,507円・スコア38,594・コスパ指数8,481)、Ryzen 5 9600X(35,844円・スコア30,134・コスパ指数8,407)、Ryzen 5 9600(35,000円・スコア29,315・コスパ指数8,376)、Ryzen 7 7700(44,980円・スコア34,500・コスパ指数7,670)。 25,00030,00035,00040,00045,00050,0003万円3.5万円4万円4.5万円 PassMarkのスコア(上ほど高性能) 価格(Amazon実売) AMDIntel◎おすすめ度◎(点を大きく表示)コスパ指数が同じ線(上ほどコスパが高い) Ryzen 7 7700:44,980円/PassMark 34,500(コスパ指数 7,670) Ryzen 5 9600:35,000円/PassMark 29,315(コスパ指数 8,376) Ryzen 5 9600X:35,844円/PassMark 30,134(コスパ指数 8,407) Core i5-14600K:45,507円/PassMark 38,594(コスパ指数 8,481) Core i5-14400F:28,285円/PassMark 25,705(コスパ指数 9,088) Ryzen 5 7600:28,273円/PassMark 27,053(コスパ指数 9,568) Ryzen 7 9700X:37,760円/PassMark 37,148(コスパ指数 9,838) Core Ultra 5 245K:36,354円/PassMark 43,596(コスパ指数 11,992) Core Ultra 5 250KF Plus:38,843円/PassMark 50,998(コスパ指数 13,129) ◎Core Ultra 5 250KF Plus◎Core Ultra 5 245KRyzen 7 9700XRyzen 5 7600Core i5-14400FCore i5-14600KRyzen 5 9600XRyzen 5 9600Ryzen 7 7700コスパ指数 8,000コスパ指数 10,000コスパ指数 12,000
2026年10月1日調査のAmazon実売価格とPassMarkのスコアを並べた図です。上ほど高性能で、破線(コスパ指数が同じになる線)より上にある製品ほどコスパが高くなります。

① 「Plus」の18コアと、14コアの245Kは2,489円差

Core Ultra 5 250KF Plusと245Kの差は2,489円。それでコアは14から18に増え、PassMarkは約17%上がります。

マルチ性能だけで選ぶなら、今月は250KF Plusが本命です。ただし内蔵GPUが無いので、グラボを買う予定がある人向け。内蔵GPUを残したいなら245K、と分けて考えてください。

② Ryzen 5 7600とCore i5-14400Fは12円差

Ryzen 5 7600とCore i5-14400Fは、値段がほぼ同じで、7600はクーラー付属、14400FもBOX版ならクーラー付きです。PassMarkは7600が約5%上で、内蔵GPUがあるのも7600です。

14400Fの強みは、Intel公式の仕様でDDR4-3200にも対応していることです。新しく組むなら7600、手持ちのDDR4を生かすなら14400Fが分かりやすい分け方です。

③ クーラーの有無で「実際の出費」が逆転する

表のコスパ指数は、CPU本体の値段だけで計算しています。

今月はRyzen 5 9600X(クーラー別売り)とRyzen 5 9600(Wraith Stealth付属)が844円差で並び、指数では9600Xが上ですが、クーラー代(10月のCPUクーラー比較の空冷なら2,700円から)を足すと順番が入れ替わります。

比較表でクーラーが付くのは、Ryzen 5 7600・Ryzen 5 9600・Ryzen 7 7700(Wraith Stealth)と、Core i5-14400F(BOX版はLaminar RM1)の4個です(→ CPUクーラーのコスパ比較)。

④ 長く使うなら、ソケットの先行きも見ておく

AMDは2026年5月に、AM5のサポートを2029年まで延長すると発表しました。あとからCPUだけ載せ替えたい人はAM5のRyzenが有利です。載せ替える予定がなく、今の性能で使い切るつもりなら、LGA1851のCore Ultraを選んでも困りません。

🐹 ハムのひとこと
10月は「作業もするなら250KF Plus、遊ぶのが中心なら9700X、予算を抑えるなら7600」で、たいていの人は迷わず決められます。値段が近いCPUどうしは、クーラーと内蔵GPUの有無まで並べてみると、答えがはっきりしますよ。


メーカーごとの特徴(2026年10月はIntelが強い月)

10月は1位・2位をIntelのCore Ultraが占めました。AMDは3位のRyzen 7 9700Xが最上位です。

メーカー2026年10月のこの帯での立ち位置注意点
Intel (Core Ultra / Core i)新顔のCore Ultra 5 250KF Plus(18コア)が首位、9月首位の245Kが2位で上2つを独占。Core i5-14400Fも6.6%下がり、BOX版ならクーラー付きで2.8万円台にCore Ultraはクーラー別売りで、250KF Plusは内蔵GPUも無し。14600Kは〇から△へ。使うならBIOSを最新に
AMD (Ryzen)9700X(-7.5%)と7700(-10.8%)が値下がり。7600・9600・7700はクーラー付属7600は+4.3%で2位から4位へ。9600はAmazonの掲載価格が店頭最安値より高め

用途別おすすめまとめ

こんな人おすすめ
動画編集・配信もこなしたい(グラボあり)Core Ultra 5 250KF Plus(18コア・約3.9万円)
多コアで、内蔵GPUも欲しいCore Ultra 5 245K(14コア・約3.6万円)
ゲーム中心で性能を取りたいRyzen 7 9700X(8コア・約3.8万円・今月-7.5%)
ゲーム中心で安く組みたいRyzen 5 7600(6コア・約2.8万円・クーラー付属)
Intelで安く、DDR4も生かしたいCore i5-14400F(10コア・約2.8万円・BOX版はクーラー付属)
クーラー付きのZen 5がいいRyzen 5 9600(6コア・約3.5万円・クーラー付属)

予算を5万円より上に広げられるなら、Ryzen 7 9800X3Dなども候補に入ります。9800X3Dと9850X3Dは、AMD「ゲームがもらえるキャンペーン2026 第2弾」(購入期間は10月24日まで)の対象です(→ ハイエンドのコスパ最強CPU比較)。

2.5万円以下に抑えたいなら ローエンドのコスパ最強CPU比較 をどうぞ。


よくある質問(FAQ)

Q
2.5〜5万円でコスパ最強のCPUはどれですか?
A

2026年10月1日の調査では、Core Ultra 5 250KF Plus(38,843円・コスパ指数13,129)です。ただし250KF Plusは内蔵GPUが無く、クーラーも別売りなので、グラボと組む前提で選んでください。

Q
IntelでコスパのいいCPUはどれですか?
A

多コアならCore Ultra 5 250KF Plus(18コア・38,843円)、内蔵GPUも欲しいならCore Ultra 5 245K(14コア・36,354円)です。

とにかく安くまとめたいならCore i5-14400F(28,285円)で、BOX版ならLaminar RM1クーラーも付属します。Core i5-14600K(45,507円)は、LGA1700のマザーボードを持っている人向けです。

Q
RyzenとCore(ライゼンとコア)、どっちがいいですか?
A

この帯では、作業込みならCore Ultra、ゲーム中心ならRyzenが基本です。コスパ指数の上位2つはCore Ultraですが、多くのゲームは4〜8コアほどしか使わないので、ゲームならRyzen 7 9700X(8コア16スレッド)やRyzen 5 7600で十分です。

長く使う予定なら、AMDがAM5のサポートを2029年まで延長すると2026年5月に発表していることも判断材料になります。

Q
動画編集ならどのCPUがいいですか?
A

書き出し(エンコード)のようにコアをたくさん使う作業なら、18コアのCore Ultra 5 250KF Plusがこの帯でいちばんPassMarkの高い1個です(50,998)。ただし250KF Plusは内蔵GPUが無く、Intel公式の仕様ではQuick Sync非対応です。

内蔵GPUを使った書き出しも考えているなら、内蔵GPUを積んだCore Ultra 5 245Kも候補に入れ、使う編集ソフトが対応しているかを確認してください。

Q
内蔵グラフィックス(内蔵GPU)があるのはどれですか?
A

比較表では、Core Ultra 5 245K(Intel Graphics)とCore i5-14600K(Intel UHD Graphics 770)が内蔵GPU付きです。

Ryzen 5 7600・9600・9600X、Ryzen 7 9700X・7700も、内蔵GPU(いずれも2CUのAMD Radeon Graphics)付きです。

Core Ultra 5 250KF PlusとCore i5-14400Fは内蔵GPUなしなので、グラボが必須です。14400FのBOX版のように「F」付きでもクーラーが付くモデルがあるので、「F」とクーラーの有無は別物と考えてください。

Q
いちばん安く買えるのはどれ? クーラーは別に要りますか?
A

この帯で最も安いのはRyzen 5 7600(28,273円)で、12円差でCore i5-14400F(28,285円)が続きます。

Ryzen 5 7600はWraith Stealthが付属し、Core i5-14400FもBOX版ならLaminar RM1が付属するので、追加でクーラーを買う必要はありません(14400Fは、購入前にBOX版かどうかをリンク先でご確認ください)。

Ryzen 5 9600とRyzen 7 7700もWraith Stealthが付属します。

Core Ultra 5 250KF Plus・245K、Core i5-14600K、Ryzen 5 9600X、Ryzen 7 9700Xはクーラー別売りなので、クーラー代を予算に足してください(10月のCPUクーラー比較では、空冷で2,700〜5,079円)。


まとめ

2026年10月のミドルエンドCPUは、18コアの新顔が首位に入り、値下がりしたモデルも多かった月でした。

  • コスパ最強はCore Ultra 5 250KF Plus(18コア・約3.9万円・コスパ指数13,129)。内蔵GPUなし・クーラー別売りなので、グラボと組む人向け
  • 9月首位のCore Ultra 5 245Kは2位。2.6%上がりましたが、内蔵GPU付きの多コアとして今月も◎
  • ゲーム中心ならRyzen 7 9700X(約3.8万円・-7.5%)。予算を抑えるならクーラー付きのRyzen 5 7600(約2.8万円)
  • Ryzen 5 7600とCore i5-14400Fは12円差。内蔵GPUのある7600か、DDR4も使える14400Fか
  • Ryzen 7 7700は10.8%値下がりして5万円以内に戻ったものの、9700Xのほうが安くてPassMarkも上なので△のまま
  • 新顔のRyzen 5 9600はクーラー付き。Core i5-13400Fは掲載をやめました

価格は毎月動きます。この記事は2026年10月1日時点のAmazon実売価格をもとにしています。


関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ

データの出典・注記

  • 価格:Amazon.co.jp の実売価格(2026年10月1日調査)。変動するため、購入時は必ずリンク先で最新価格をご確認ください。
  • 性能:PassMark CPU Mark のスコア。マルチコア性能を重視した総合指標で、ゲーム性能とは一致しません。
  • 新顔のCore Ultra 5 250KF PlusとRyzen 5 9600のスコアは、cpubenchmark.net(2026年9月下旬確認)の値です。それ以外のCPUは、比較の一貫性のため8月号からの値を据え置いています。
  • コスパ指数:PassMarkスコア ÷ 価格(1万円あたり)。数値が大きいほどお得です。
  • 秋葉原の店頭価格は、AKIBA PC Hotline!「9月後半のCPU価格」(9月12〜19日調査)の店頭最安値を参考にしました。
  • 10月は、掲載した9個すべてが2.5〜5万円に収まっています。

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