「ゲーミングPCを組みたいけど、グラボにかけられる予算は5万円まで」
「安くても、ちゃんとゲームが快適に動くグラボを選びたい」
そんな人のために、予算5万円以下で買えるローエンド(エントリー)グラボのコスパを、実データで徹底比較しました。最新世代から型落ちの掘り出し物まで、主要な8枚を同じ基準で並べています。
🐹 ハムのひとこと
こんにちは、ハム工房のハムです! グラボ選びって型番が多すぎて迷いますよね。しかも性能表示は「平均fps」が多いけど、fpsはゲームや設定で大きく変わるから比較しづらい…。そこでこの記事では、どのグラボも同じ条件で測れる定番ベンチマーク 「3DMark Time Spy」のスコアを性能の基準にしました。これなら公平に比べられます!
先に結論:5万円以下のコスパ最強グラボ3選
時間がない人のために、まず結論から。
- 🏆 総合No.1:Intel Arc B580(12GB) … ベンチ性能トップ+VRAM 12GB+5万円以下の三拍子
- 💰 コスパ最強:Intel Arc B570(10GB) … 1万円あたりの性能が全GPU中トップ
- 🎮 実ゲーム安定枠:RX 7600 … 実績豊富でドライバ安定、約4万円で安心して選べる(※RTX 4060は本来この枠だが、2026年6月時点は在庫薄で価格が高騰中)
⚠️ 価格について(2026年6月時点):新世代(Intel Arc・RX 7600・RTX 5050)は手頃ですが、型落ちのRTX 4060・RX 6650 XT・RX 6600は在庫が薄く価格が高騰しています。価格はAmazon実売を反映しているため、これらは本来の実力よりコスパ指数が低く出ています(在庫・価格が落ち着けば評価は変わります)。
「Intelのグラボってどうなの?」という人も多いと思うので、その点も含めて、データと一緒に詳しく解説していきます。
性能の基準について(なぜTime Spyスコアなのか)
このページの「ゲーム性能」は、世界中で使われる定番ベンチマーク 3DMark の Time Spy(Graphicsスコア) を採用しています。理由は次の3つです。
- ✅ 全GPUで同じテストを実行するので、条件が揃って公平に比較できる
- ✅ ゲームや設定によるブレが少なく、性能の相対比較に向いている
- ✅ 多くのレビューサイトが採用しており、数値の信頼性が高い
数字(横バーの長さ)が大きいほど高性能です。
⚠️ 正直な注意点:Time Spyは"合成ベンチマーク"です。実際のゲームのfpsはタイトルによって前後します。特にIntel Arcは合成ベンチで高得点が出やすい傾向があり、ゲームによっては最適化の差で順位が変わることもあります(とはいえ近年のドライバ改善で実ゲーム性能もかなり安定しています)。あくまで「性能の目安」としてご覧ください。
一覧表:5万円以下グラボ コスパ比較
下の表は、項目名(GPU名・価格・コスパ指数など)をクリックすると並べ替えできます。気になる順番で見比べてみてください。初期表示は「コスパ指数の高い順」です。
🐹 ハムのひとこと
「コスパ指数」は Time Spyスコア ÷ 価格(1万円) で計算。数字が大きいほど「1万円あたりの性能が高い=お得」という意味です。横バーが長いほど高性能ですよ。
📢 広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです。
| GPU名 | VRAM | 価格目安 | おすすめ度 | 3DMark Time Spy | コスパ指数 |
|---|---|---|---|---|---|
| Intel Arc B570 | 10GB | 37,924円 | ◎ | 12,627 |
3,330 |
| Intel Arc B580 | 12GB | 47,273円 | ◎ | 14,650 |
3,099 |
| RX 7600 | 8GB | 39,800円 | ◎ | 10,836 |
2,723 |
| RTX 5050 | 8GB | 49,800円 | 〇 | 10,253 |
2,059 |
| RX 6600 | 8GB | 44,980円 | △ | 8,149 |
1,812 |
| RX 6650 XT | 8GB | 56,347円 | △ | 9,987 |
1,773 |
| RTX 3050 | 6GB | 29,800円 | △ | 4,869 |
1,634 |
| RTX 4060 | 8GB | 69,800円 | △ | 10,665 |
1,528 |
※おすすめ度:◎=とくにおすすめ/〇=おすすめ/△=条件次第(型落ち・在庫薄で割高なものを含む)
※価格はAmazon実売(2026年6月時点)の目安。とくに型落ち(RTX 4060・RX 6650 XT・RX 6600)は在庫減で高騰している場合があり、リンク先で最新価格をご確認ください。
各GPUを詳しく解説
表の数字だけでは伝わらない「実際どうなの?」を、1枚ずつ解説します。
🥇 Intel Arc B580(12GB)― 総合おすすめNo.1
Intelの最新世代「Battlemage」のグラボ。Time Spyスコア14,650はローエンド最高クラスで、しかもVRAMを12GBも搭載。5万円以下でこの性能とメモリ容量は破格です。アップスケーリング技術「XeSS」にも対応します。
弱点は消費電力がやや高め(実用上は550〜600W電源があれば安心)な点と、ごく一部の古いゲームで最適化の差が出る可能性。とはいえ総合力では頭ひとつ抜けています。
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「Intelのグラボは不安…」という声もありますが、ドライバの改善が進んで、今は普通に実用レベル。コスパ・性能・VRAMのバランスが現状ベストで、いちばんの狙い目です。
💰 Intel Arc B570(10GB)― コスパ指数トップ
B580の弟分。性能は少し下がりますが、価格が約3.8万円と安く、コスパ指数は全GPU中トップの3,330。VRAMも10GBと十分です。「とにかく1円でも安く、でも性能も欲しい」人に刺さります。
🎮 RX 7600(8GB)― 実ゲーム安定の鉄板
AMD RDNA3世代の定番エントリー。実際のゲームでの安定感とドライバの成熟度が魅力で、フルHDなら多くのゲームを快適に遊べます。FSR(フレーム生成)対応で、対応ゲームではfpsを底上げ可能。消費電力も控えめで扱いやすい1枚です。
RX 6650 XT(8GB)― 枯れて安定だが今は在庫薄で割高
1〜2世代前のRDNA2世代で、フルHDゲーミングでは今でも十分通用します。技術的に"枯れている"ぶん安定性は折り紙付き。ただし2026年6月時点は在庫が薄く価格が約5.6万円まで高騰しており、コスパ指数は伸び悩み。価格が落ち着けば狙い目です。
RTX 4060(8GB)― 省電力&DLSSの優等生(※今は価格高騰中)
NVIDIA Ada世代。消費電力が約115Wと非常に低く、小型PCや電源容量に不安がある人にも向きます。DLSS3(フレーム生成)対応でfpsを大きく伸ばせるのも強み。本来はRX 7600と並ぶ安定志向の鉄板ですが、2026年6月時点は在庫が薄く価格が約7万円まで高騰しており、コスパ指数は今回最下位に。価格が通常水準(4万円台)に戻れば評価は一変します。
RTX 5050(8GB)― 最新世代の安心感
NVIDIA最新「Blackwell」世代のエントリー。最新のDLSS4に対応し、長く使う際の機能面で安心。性能はRTX 4060と近く、新しさを重視するならこちら。
RX 6600(8GB)― 性能は控えめ+今は在庫薄で割高
Time Spyスコアは8,149と控えめ。軽いゲームやeスポーツ系タイトル中心なら十分ですが、重い最新ゲームを高設定で、という用途には力不足。さらに2026年6月時点は在庫薄で価格が約4.5万円と高めで、今は積極的には選びにくい状況です。
RTX 3050(6GB)― 安いが性能不足で非推奨寄り
VRAMが6GBと少なく、スコアも大きく低いため、コスパも最下位クラス。よほど安く手に入る場合を除き、ほかの選択肢をおすすめします。
ローエンドグラボ選びで失敗しない5つのポイント
① VRAM(ビデオメモリ)容量
最低でも8GB、できれば10〜12GBあると安心です。VRAMが足りないと、設定を上げたときにカクついたり、テクスチャが粗くなったりします。この点で12GBの Arc B580 は将来も安心です。
② 解像度の目安
今回のグラボは基本フルHD(1920×1080)向けです。中でもArc B580やRTX 4060なら、設定次第で軽めのWQHD(2560×1440)も狙えます。4Kゲーミングは上位帯(ミドル〜ハイエンド)が必要です。
③ 電源ユニット(消費電力)
ローエンドは省電力なものが多く、550W前後の電源があれば多くの構成で安心です。特にRTX 4060は約115Wと低燃費。Arc B580はやや高めなので600W程度あると余裕です。
④ アップスケーリング(fps底上げ機能)
画質をあまり落とさずfpsを上げる技術があります。NVIDIA=DLSS / AMD=FSR / Intel=XeSS。対応ゲームでは体感が大きく変わるので、よく遊ぶゲームの対応状況もチェックしましょう。
⑤ 新品か中古か
中古はさらに安く買えますが、保証が短い・劣化リスクがある点に注意。初めての自作なら、トラブルを避けるためにも新品をおすすめします。
🐹 ハムのひとこと
迷ったら「VRAMは多めに、電源は少し余裕を持って」が鉄則。あとから後悔しにくい選び方です。
メーカーごとの特徴(NVIDIA / AMD / Intel)
| メーカー | 強み | 注意点 |
|---|---|---|
| NVIDIA (RTX) | DLSSが優秀・安定性・動画/AI用途にも強い | 同価格帯ではコスパがやや控えめ |
| AMD (RX) | 価格性能比・VRAMが多めの傾向 | レイトレ性能はNVIDIAにやや劣る |
| Intel (Arc) | コスパとVRAMの大きさ・最新世代 | 一部の古いゲームで最適化に差が出ることも |
用途別おすすめまとめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| コスパ&VRAM重視で総合ベスト | Intel Arc B580(12GB) |
| とにかくコスパ指数が高いものを | Intel Arc B570 |
| 実ゲームの安定感を重視 | RX 7600(RTX 4060は今は価格高騰中) |
| 省電力・小型PCに入れたい | RTX 4060(※在庫が戻り価格が下がれば) |
| 最新世代の安心感が欲しい | RTX 5050 / Arc B580 |
💡 予算を5〜10万円まで上げられるなら、最新世代のRTX 5060やRX 9060 XTなど、フルHDを余裕で超える高性能な選択肢が一気に増えます(→ ミドルエンドのコスパ最強グラボ比較 で解説)。
よくある質問(FAQ)
Q. Intel Arcは初心者でも大丈夫?
A. 以前はドライバの不安定さが指摘されましたが、改善が大きく進み、今は実用十分です。最新ゲーム中心なら問題なく使えます。ごく一部の古いタイトルで相性が出ることがある点だけ頭に入れておきましょう。
Q. VRAM 8GBで足りますか?
A. フルHDなら多くのゲームで概ね問題ありません。ただし重い最新ゲームを高画質で遊ぶなら、12GB(Arc B580)の方が安心です。
Q. 電源は何Wあればいい?
A. ローエンドなら550W前後で多くの構成に対応できます。Arc B580など消費電力が高めのものは600W程度あると余裕です。
Q. 中古のグラボはアリ?
A. 価格は魅力ですが、保証・劣化のリスクがあります。初自作や長く使いたい人は新品が無難です。
まとめ
5万円以下のコスパ最強グラボを振り返ります。
- 🏆 総合おすすめはIntel Arc B580(高スコア+12GB VRAM+5万円以下)
- 💰 コスパ指数No.1はIntel Arc B570
- 🎮 実ゲームの安定感ならRX 7600(約4万円で手堅い)
- ⚠️ RTX 4060・RX 6650 XT・RX 6600は2026年6月時点は在庫薄で価格高騰中のため、今回はコスパ指数が低め(価格が戻れば再評価)
- ⚠️ RTX 3050は性能・VRAM不足になりやすいので慎重に
性能を「3DMark Time Spy」という公平な基準で見ると、お得な1枚がハッキリ見えてきます。比較表は項目をクリックで並べ替えできるので、あなたの重視ポイントで見比べてみてください。
🐹 ハムのひとこと
価格は日々変わるので、購入前に最新の値段もチェックを。他の予算帯やパーツのコスパ比較は、記事末の「関連記事」からどうぞ!
関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ
予算別・パーツ別に「コスパ最強」を徹底比較しています。あわせてどうぞ。
グラボ(GPU)
CPU
ストレージ・メモリ・電源
- 【2026年版】コスパ最強SSDを徹底比較(NVMe 1TB・2TB)
- 【2026年版】コスパ最強DDR5メモリを徹底比較(16GB・32GB・64GB)
- 【2026年版】ゲーミングPC電源ユニットの選び方&コスパ比較
データの出典・注記
- 性能(3DMark Time Spy Graphics スコア):PC自由帳「GPU性能比較表【2026年最新版】」(pcfreebook.com) を参照
- 価格:Amazonの実売価格(2026年6月時点) を各製品リンク先で確認した目安。型落ち(RTX 4060・RX 6650 XT・RX 6600)は在庫減で高騰している場合があります
- コスパ指数:「Time Spyスコア ÷ 価格(1万円)」で算出
- ※Time Spyは合成ベンチマークのため、実ゲームのfpsはタイトル・設定により変動します。数値は比較のための目安です。
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