ゲーミングPC電源のおすすめ比較【2026年9月版】750W/850Wを価格・コスパでランキング

電源比較

「電源ユニットって何W必要? どれを選べばいいの? 安いのじゃダメ?」

電源ユニット(PSU)は地味ですが、PC全体の安定性と安全性を支える超重要パーツ。ここをケチると、最悪パーツ全体を巻き込む故障につながることもあります。この記事では、電源の選び方と、品質をふまえたコスパ比較を解説します。9月はCorsair RM850eが約15%値下がりして、順位が大きく入れ替わりました。

🐹 ハムのひとこと
こんにちは、ハム工房のハムです! 電源は「とりあえず安いの」で選びがちですが、ここは安心と長持ちにお金をかける価値があるパーツ。容量の決め方から認証・規格まで、失敗しない選び方を一緒に見ていきましょう!


最初に:電源は「コスパ指数だけ」で選ばない

このページには「円/W」と「コスパ指数」を載せていますが、電源は数字がいちばん良いものを選べばOK、とはなりません。

理由は、電源の価値が「容量あたりの安さ」だけでは測れないからです。

  • 保証年数(5年と10年では安心感がまるで違う)
  • 80PLUS認証(変換効率=電気代と発熱)
  • ATX3.x / PCIe5.x 対応(最新グラボの瞬間的な電力変動に耐えられるか)
  • プラグイン方式(不要ケーブルを外せる=配線が楽で風通しも良い)

コスパ指数は「同じくらいの品質の中で比べるときの目安」として使ってください。


まず容量(W)の決め方

ざっくりした目安はこうです。

構成の目安推奨容量
ローエンドGPU(Arc B570・RX 7600クラス)550W
ミドルGPU(RX 9060 XT・RTX 5060 Tiクラス)650W
ミドル上位(RX 7700 XTなど245Wクラス)750W
ハイエンドGPU(RX 9070 XT・RTX 5070 Tiクラス)750〜850W
最上位(RTX 4090など450Wクラス)850〜1000W

「グラボの推奨容量+余裕」で考えるのが安全です。容量に余裕があると、電源が最も効率の良い負荷帯(50%前後)で動くため、発熱も音も抑えられます。


コスパ指数の基準について

このページのコスパ指数 = 10000 ÷ 円/W です。

  • 円/W = 価格 ÷ 容量(W)。1Wあたりいくらか
  • コスパ指数は数字が大きいほどお得

注意:上に書いたとおり、保証・認証・規格を無視して数字だけで選ばないでください。


一覧表:電源ユニット コスパ比較

項目名(製品名・容量・価格など)をクリックすると並べ替えできます。初期表示は「コスパ指数の高い順」です。価格はAmazon実売(2026年9月時点)の目安です。

広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです。価格は2026年9月時点のAmazon実売目安です。

製品名容量80PLUS規格価格目安円/Wおすすめ度コスパ指数
Corsair RM850e 850W Gold ATX3.1 12,821円 約15.1円 ◎
663
玄人志向 KRPW-GA750W/90+ 750W Gold ATX3.1 12,300円 約16.4円 ◎
610
MSI MAG A750GL PCIE5 750W Gold ATX3.1 12,464円 約16.6円 〇
602
玄人志向 KRPW-BK650W 650W Bronze ATX2.4 11,192円 約17.2円 〇
581
Corsair RM750e 750W Gold ATX3.1 13,800円 約18.4円 〇
543
Corsair RM1000e 1000W Gold ATX3.1 21,586円 約21.6円 △
463
玄人志向 KRPW-GA850W/90+ 850W Gold ATX2.52 20,819円 約24.5円 △
408
Corsair RM850x (2024) 850W Gold ATX3.1 在庫切れ — — —

※おすすめ度:◎=とくにおすすめ/〇=おすすめ/△=条件次第
※価格はAmazon実売(2026年9月時点)の目安。Corsair RM850xは9月時点で在庫切れです。価格は変動するため、リンク先で最新価格をご確認ください。


各電源を詳しく解説

Corsair RM850e(850W・Gold・ATX3.1)― 今月約15%値下がりでコスパ首位に

約12,821円/円/W 15.1/コスパ指数 663

今月いちばん大きく動いた1台です。15,131円から12,821円へ約15%(2,310円)の値下がり。8月はコスパ4位でしたが、9月は堂々の1位になりました。

850W・80PLUS Gold・ATX3.1対応で、フルプラグイン。しかもこの価格は、750WのRM750e(13,800円)より約1,000円安いという逆転まで起きています。

9月にゲーミングPCを組むなら、まずこれを検討してください。ハイエンドGPUまで余裕でカバーでき、将来グラボを載せ替えても使い続けられます。

🐹 ハムのひとこと
850Wが750Wより安い、というのは普通ありません。今月はRM850e一択と言っていいくらいお得です。容量に余裕があると静かで長持ちするので、ここは迷わず選んでOKですよ。

玄人志向 KRPW-GA750W/90+(750W・Gold・ATX3.1)― 安めのGold電源

約12,300円/円/W 16.4/コスパ指数 610

12,745円から12,300円へ値下がりし、コスパ順位は3位から2位に上がりました。

750W・Gold・ATX3.1(掲載の商品はREV2.0)で1.2万円台前半は立派です。ミドル〜ミドル上位の構成なら十分。ただし保証年数がCorsairに劣る点は押さえておいてください。

MSI MAG A750GL PCIE5(750W・Gold・ATX3.1)― コスパ良好なGold

約12,464円/円/W 16.6/コスパ指数 602

価格は12,464円で8月から据え置き。コスパ指数も602のままですが、周りが下がったため1位から3位に後退しました。

PCIe 5.1対応で最新グラボにも対応します。性能・品質ともバランスが良く、RM850eが品切れのときの次点として堅実な選択です。

玄人志向 KRPW-BK650W(650W・Bronze・ATX2.x)― 最安だが要注意

約11,192円/円/W 17.2/コスパ指数 581

この表でいちばん安い1.1万円台ですが、80PLUS BronzeかつATX2.xです。

最新のハイエンドグラボには推奨しません。ローエンドGPU+省電力CPUの構成で、予算をぎりぎりまで削りたいときの選択肢です。価格は11,080円から11,192円へわずかに上がりました。

Corsair RM750e(750W・Gold・ATX3.1)― 鉄板だったが今月は立場が微妙

約13,800円/円/W 18.4/コスパ指数 543

13,480円から13,800円へ値上がりしました。品質・規格ともに文句のない1台ですが、同じCorsairのRM850e(12,821円)が850Wでこれより約1,000円安いという状況です。

今月に限っては、RM850eを選ばない理由がほぼありません。小型ケースで奥行きを抑えたいなど、明確な理由があるときだけこちらを検討してください。

Corsair RM1000e(1000W・Gold・ATX3.1)― 超ハイエンド向け

約21,586円/円/W 21.6/コスパ指数 463

21,192円から21,586円へわずかに値上がり。RTX 4090(450W)クラスを載せるなら、この容量が安心です。

ただし一般的なゲーミング構成ではオーバースペックで、価格も跳ね上がります。グラボがRX 9070 XTまでならRM850eで足ります。

玄人志向 KRPW-GA850W/90+(850W・Gold・ATX2.x)― 今は割高

約20,819円/円/W 24.5/コスパ指数 408

19,980円から20,819円へ値上がりし、コスパ最下位になりました。

同じ850WのCorsair RM850e(12,821円)より約8,000円も高く、規格も旧来のATX12V 2.52(ATX3.xではない)です。今月この製品を選ぶ理由は見つかりません。

Corsair RM850x(2024・850W・Gold・ATX3.1)― 9月は在庫切れ

在庫切れ(8月の参考価格 16,745円)

高品質・長期保証で定評のある1台ですが、9月時点では在庫切れです。

ただし今月は、同じCorsairのRM850e(12,821円)が同じ850W・Gold・ATX3.1で約4,000円安く在庫ありなので、実質的に困りません。RM850xは内部パーツのグレードと保証年数が上ですが、価格差を考えるとRM850eで十分です。


今月の着眼点:2026年9月の電源はここを見る

順位が大きく動いた月なので、9月に押さえておきたい点を4つにまとめます。

① 850Wが750Wより安いという逆転が起きている

Corsair RM850e(12,821円・850W)がRM750e(13,800円・750W)より約1,000円安いです。同じメーカー・同じGold・同じATX3.1で容量だけ上。迷う理由がありません。こういう逆転は長く続かないので、必要なら今月中に確保しておく価値があります。

② 「安い=Bronze」の落とし穴

この表の最安はKRPW-BK650W(11,192円)ですが、80PLUS BronzeでATX2.xです。RM850eとの差はわずか1,600円。その1,600円で850W・Gold・ATX3.1が手に入ると考えると、削る場所としては適切ではありません。

③ ATX3.1かどうかを見る

最新グラボは瞬間的に定格の2倍以上の電力を要求することがあります。ATX3.x/PCIe5.x対応の電源はこの変動を前提に設計されています。RX 9070 XTやRTX 5070以上を載せるなら、ATX3.1対応を選んでください(→ ハイエンドのコスパ最強グラボ比較)。

④ 在庫切れでも同ブランドの下位が使えることがある

RM850xは在庫切れですが、RM850eが同じ850W・Gold・ATX3.1で4,000円安く在庫ありでした。「在庫切れ=諦める」ではなく、同じメーカーの近いモデルを見ると解決することがよくあります。

🐹 ハムのひとこと
今月は「RM850e(12,821円)を買っておけば間違いない」で終わる、めずらしく分かりやすい月です。850WあればRX 9070 XTまで安心して使えますよ。


メーカー・選び方の目安(2026年9月はCorsairが強い)

メーカー2026年9月の立ち位置注意点
CorsairRM850eが-15%でコスパ首位。ATX3.1・フルプラグイン・保証も手厚いRM750eは値上がりして立場が微妙。RM850xは在庫切れ
MSIA750GLが価格据え置きで安定。ATX3.1・PCIe 5.1対応周りが下がったため順位は後退
玄人志向KRPW-GA750Wが2位に浮上。安くGoldを確保できるGA850W(ATX2.x)は値上がりして最下位、BK650WはBronze・ATX2.x

今月の結論:予算1.3万円前後ならCorsair RM850e一択。それより安く抑えるなら玄人志向 KRPW-GA750W、MSI A750GLが次点です。


用途別おすすめまとめ

こんな人おすすめ
迷ったらこれ(今月の本命)Corsair RM850e(850W・Gold・ATX3.1・約1.28万円)
ハイエンドGPUを載せるCorsair RM850e(850Wで余裕)
RTX 4090クラスを載せるCorsair RM1000e(1000W・約2.16万円)
安くGoldを確保したい玄人志向 KRPW-GA750W/90+(約1.23万円)
PCIe 5.1対応を確実にMSI MAG A750GL PCIE5(約1.25万円)
予算をぎりぎりまで削る玄人志向 KRPW-BK650W(約1.12万円・ただしBronze/ATX2.x)

よくある質問(FAQ)

Q. 電源は何Wあればいいですか?
A. ミドルGPUなら650W、ミドル上位〜ハイエンドGPUなら750〜850Wが目安です。9月は850WのCorsair RM850eが12,821円と安いので、迷ったら850Wを選んでおけば将来も安心です。

Q. 結局いちばんコスパがいい電源はどれですか?
A. Corsair RM850e(約1.28万円・コスパ指数663)です。今月約15%値下がりして4位から1位に上がりました。2位の玄人志向 KRPW-GA750W(610)にも差をつけています。

Q. 850Wが750Wより安いのはなぜですか?
A. 単純にRM850eだけが大きく値下がりしたためです(15,131円→12,821円)。RM750eは逆にやや値上がりしました。こうした逆転は一時的なことが多いので、必要なら今月中の購入が有利です。

Q. 80PLUS認証は必要ですか?
A. Gold以上を推奨します。変換効率が高いほど発熱と電気代が抑えられ、内部パーツの質も相対的に良い傾向があります。Bronzeでも動きますが、長く使うなら差が出ます。

Q. ATX3.1とATX3.0の違いは何ですか?
A. どちらも最新グラボの瞬間的な電力変動に対応する規格で、3.1はその改良版です。実用上はどちらでも問題ありませんが、RTX 50シリーズやRX 9000シリーズを載せるなら、対応している電源を選んでおくと安心です。

Q. Corsair RM850xが在庫切れです。代わりは何がいいですか?
A. 同じCorsairのRM850e(12,821円)で十分です。同じ850W・Gold・ATX3.1で、RM850xの8月価格より約4,000円安く買えます。RM850xは内部パーツと保証年数が上ですが、この価格差ならRM850eを選ぶほうが合理的です。

Q. 安い電源だと何が起きますか?
A. 最悪の場合、電源の故障が他のパーツを巻き込みます。またBronze電源は発熱が大きく、ファンの音も大きくなりがちです。電源は削る場所ではありません。


まとめ

2026年9月の電源は、Corsair RM850eの大幅値下がりで順位が一変した月でした。

  • コスパ首位はCorsair RM850e(850W・Gold・ATX3.1・約1.28万円)。約15%値下がりして4位から1位へ
  • 850Wが750Wより安いという逆転が発生。RM750e(13,800円)より約1,000円安いです
  • 玄人志向 KRPW-GA750Wが2位に浮上(約1.23万円)。安くGoldを確保したいなら
  • Corsair RM850xは在庫切れですが、RM850eが同スペックで安く在庫ありなので困りません
  • 玄人志向 KRPW-GA850Wは値上がりしてコスパ最下位になりました

価格は毎月動きます。この記事は2026年9月11日時点のAmazon実売価格をもとにしています。


関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ

データの出典・注記

  • 価格:Amazon.co.jp の実売価格(2026年9月11日調査)。変動するため、購入時は必ずリンク先で最新価格をご確認ください。
  • 円/W:価格 ÷ 容量(W)。コスパ指数:10000 ÷ 円/W。数値が大きいほどお得です。
  • コスパ指数は品質・保証・規格を含みません。本文の解説とあわせて判断してください。
  • 在庫状況は調査時点のものです。在庫切れの製品は価格・コスパ指数を「—」と表記しています。
  • 訂正(2026年10月3日):電源の規格の誤りを直しました(玄人志向 KRPW-GA750W/90+〔掲載の商品はREV2.0〕と MSI MAG A750GL PCIE5:ATX3.0→ATX3.1、A750GL:PCIe5.0→PCIe 5.1、旧型の玄人志向 KRPW-GA850W/90+:ATX3.0→ATX2.52〔ATX12V 2.52〕、玄人志向 KRPW-BK650W:ATX2.0→ATX2.4〔ATX12V 2.4〕)。比較の言い回しもあわせて改めました(メーカーの仕様・Amazonの販売ページの表記による)。

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