「電源ユニットって何W必要? どれを選べばいいの? 安いのじゃダメ?」
電源ユニット(PSU)は地味ですが、PC全体の安定性と安全性を支える超重要パーツ。ここをケチると、最悪パーツ全体を巻き込む故障につながることもあります。この記事では、電源の選び方と、品質をふまえたコスパ比較を解説します。
🐹 ハムのひとこと
こんにちは、ハム工房のハムです! 電源は「とりあえず安いの」で選びがちですが、ここは安心と長持ちにお金をかける価値があるパーツ。容量の決め方から認証・規格まで、失敗しない選び方を一緒に見ていきましょう!
- ⚠️ 最初に:電源は「コスパ指数だけ」で選ばない
- まず容量(W)の決め方
- コスパ指数の基準について
- 一覧表:電源ユニット コスパ比較
- 各電源を詳しく解説
- 🏆 Corsair RM750e(750W・Gold・ATX3.1)― 鉄板のおすすめ
- 🏆 Corsair RM850e(850W・Gold・ATX3.1)― ハイエンドに余裕、しかも今はRM750eとほぼ同額
- 🏆 MSI MAG A750GL PCIE5(750W・Gold・ATX3.0)― コスパ良好なGold
- 玄人志向 KRPW-GA850W/90+(850W・Gold・ATX3.0)― 安く850Wを確保(コスパ指数トップ)
- 玄人志向 KRPW-GA750W/90+(750W・Gold・ATX3.0)― 安めのGold電源
- Corsair RM1000e(1000W・Gold・ATX3.1)― 超ハイエンド向け
- Corsair RM850x(2024・850W・Gold・ATX3.1)― 高品質・長期保証
- 玄人志向 KRPW-BK650W(650W・Bronze・ATX2.x)― 最安だが要注意
- 電源選びで失敗しない5つのポイント
- メーカー・選び方の目安
- 用途別おすすめまとめ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- 関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ
⚠️ 最初に:電源は「コスパ指数だけ」で選ばない
この記事にもコスパ指数(1万円あたりのW数)を載せていますが、電源はその数字だけで選んではいけません。
- 安い電源はW単価(コスパ指数)が高く見えますが、品質・効率・保証が劣ることが多い
- 電源の品質はPCの安定性・安全性・寿命に直結します
- 大事なのは「必要な容量を満たす」+「80PLUS認証・ATX規格・保証などの品質」
🐹 ハムのひとこと
電源は”縁の下の力持ち”。コスパ指数は参考程度に、品質(おすすめ度)を重視して選ぶのが鉄則です!
まず容量(W)の決め方
電源容量は「構成に合わせて、少し余裕を持たせる」のが基本です。ざっくりの目安はこちら👇
| PC構成の例 | 推奨電源容量 |
|---|---|
| ローエンド(RTX 5060 / RX 9060 XTクラス) | 550〜650W |
| ミドル(RTX 5070 / RX 9070クラス) | 650〜750W |
| ハイエンド(RTX 5070 Ti / 5080クラス) | 850W |
| 超ハイエンド(RTX 5090) | 1000W以上 |
💡 容量は「多すぎてもムダ、少なすぎると不安定」。グラボの推奨電源+余裕を目安に選びましょう。
コスパ指数の基準について
このページの「コスパ指数」は、容量(W) ÷ 価格 = 1万円あたりのW数で計算しています(横バーが長いほどW単価が安い)。
⚠️ ただし前述の通り、W単価が高い=良い電源とは限りません。必ず「80PLUS認証」「ATX規格」「保証」も合わせて見てください。おすすめ度は品質を重視して付けています。
一覧表:電源ユニット コスパ比較
項目名(製品名・容量・コスパ指数など)をクリックすると並べ替えできます。初期表示は「コスパ指数の高い順」です。価格はAmazon実売(2026年6月時点)の目安です。
🐹 ハムのひとこと
横バーはコスパ指数(1万円あたりのW数)。金色=80PLUS Gold、銅色=Bronzeです。おすすめ度(◎〇△)を最優先に見てくださいね。
📢 広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです。価格は2026年6月時点のAmazon実売目安です。
| 製品名 | 容量 | 80PLUS | 規格 | 価格目安 | 円/W | おすすめ度 | コスパ指数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 玄人志向 KRPW-GA850W/90+ | 850W | Gold | ATX3.0 | 11,596円 | 約13.6円 | 〇 | 733 |
| 玄人志向 KRPW-BK650W | 650W | Bronze | ATX2.x | 9,480円 | 約14.6円 | △ | 686 |
| MSI MAG A750GL PCIE5 | 750W | Gold | ATX3.0 | 11,000円 | 約14.7円 | ◎ | 682 |
| Corsair RM850e | 850W | Gold | ATX3.1 | 14,082円 | 約16.6円 | ◎ | 604 |
| Corsair RM750e | 750W | Gold | ATX3.1 | 14,120円 | 約18.8円 | ◎ | 531 |
| Corsair RM1000e | 1000W | Gold | ATX3.1 | 18,900円 | 約18.9円 | 〇 | 529 |
| 玄人志向 KRPW-GA750W/90+ | 750W | Gold | ATX3.0 | 14,468円 | 約19.3円 | 〇 | 518 |
| Corsair RM850x (2024) | 850W | Gold | ATX3.1 | 17,136円 | 約20.2円 | 〇 | 496 |
※おすすめ度:◎=とくにおすすめ(品質・規格・保証を重視)/〇=おすすめ/△=条件次第
※コスパ指数=1万円あたりのW数(容量÷価格)。ただし数字だけで選ばず、品質も必ず確認。
※価格はAmazon実売(2026年6月時点)の目安。
各電源を詳しく解説
🏆 Corsair RM750e(750W・Gold・ATX3.1)― 鉄板のおすすめ
定番中の定番。80PLUS Gold+ATX3.1(最新GPU対応)+長期保証で、ミドル〜準ハイエンド構成(RTX 5070/RX 9070クラス)に最適。約1.4万円で「迷ったらこれ」という安心の1台です。
🐹 ハムのひとこと
750WはミドルGPUのド定番容量。RM750eは品質・規格・保証が揃っていて、初めての電源にも自信を持っておすすめできます。
🏆 Corsair RM850e(850W・Gold・ATX3.1)― ハイエンドに余裕、しかも今はRM750eとほぼ同額
850Wでハイエンド構成(RTX 5070 Ti/5080クラス)も余裕。RM750eの上位容量版で、将来グラボを強化しても安心。2026年6月時点はRM750e(約1.4万円)とほぼ同価格なので、迷うなら容量に余裕のある850Wのこちらを選ぶのもアリです。
🏆 MSI MAG A750GL PCIE5(750W・Gold・ATX3.0)― コスパ良好なGold
80PLUS Gold+PCIe5対応で約1.1万円と手頃。コスパ指数も上位で、品質とのバランスが良く、予算を抑えつつ品質も確保したい人に。
玄人志向 KRPW-GA850W/90+(850W・Gold・ATX3.0)― 安く850Wを確保(コスパ指数トップ)
850WのGoldを約1.2万円と安く確保でき、コスパ指数は今回トップ。大容量を低コストで、というニーズに応えます(保証・サポートはCorsair等の大手に一歩譲ります)。
玄人志向 KRPW-GA750W/90+(750W・Gold・ATX3.0)― 安めのGold電源
Gold認証で約1.4万円。価格重視でGoldが欲しい人の選択肢です(保証・サポートは大手に一歩譲ります)。
Corsair RM1000e(1000W・Gold・ATX3.1)― 超ハイエンド向け
RTX 5090などの超ハイエンド構成に。約1.9万円で1000Wの余裕があり、消費電力の大きい最上位GPUも安心して動かせます。
Corsair RM850x(2024・850W・Gold・ATX3.1)― 高品質・長期保証
RMeシリーズより上位の高品質モデル。より高い変換効率と長期保証が魅力(約1.7万円)。品質に妥協したくない人に。
玄人志向 KRPW-BK650W(650W・Bronze・ATX2.x)― 最安だが要注意
コスパ指数は高めですが、Bronze認証・ATX2.x・保証短め。約9,500円とあくまで予算最優先のエントリー向けで、長く使う・ハイエンド構成には不向き。「安さだけ」で選ぶと後悔しやすいので△評価です。
電源選びで失敗しない5つのポイント
① 容量(W)は「構成+余裕」で
グラボの推奨電源を基準に、少し余裕を持たせます(目安は上の表)。過剰に大きすぎてもムダ、足りないと不安定になるので、構成に合わせて選びましょう。
② 80PLUS認証(Gold以上が安心)
電力の変換効率を示す認証。Gold(約90%効率)が定番でおすすめ。効率が高いほど発熱・電気代・騒音が抑えられます。Bronzeは安いですが効率・品質で一歩劣ります。
③ ATX3.x / PCIe5.x 対応(最新GPU向け)
最新グラボは12V-2×6(旧12VHPWR)コネクタを使うものがあり、ATX3.0/3.1対応電源だと安定して給電できます。新しめのGPUを使うなら、ATX3.x対応がおすすめです。
④ プラグイン(モジュラー)方式
使うケーブルだけ挿せるフルプラグイン(フルモジュラー)だと、配線がスッキリしてエアフローも良くなります。組みやすさにも効きます。
⑤ 保証年数・メーカー信頼性(ケチらない)
電源は故障時の影響が大きいパーツ。保証が長く(5〜10年)、信頼できるメーカー(Corsair、Seasonic、MSIなど)を選ぶと安心です。
🐹 ハムのひとこと
「電源だけは良いものを」とよく言われます。安物で他の高価なパーツを巻き込んだら本末転倒。容量+Gold認証+ATX3.x+保証を押さえれば失敗しません!
メーカー・選び方の目安
| タイプ | おすすめ |
|---|---|
| 品質・保証で安心したい | Corsair RMe/RMxシリーズ、Seasonic |
| コスパ良くGoldが欲しい | MSI MAGシリーズ、玄人志向 KRPW-GA |
| 予算最優先(割り切り) | 玄人志向 Bronzeモデル(長期使用には注意) |
用途別おすすめまとめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| ミドル構成(RTX 5070等)の鉄板 | Corsair RM750e |
| ハイエンド(RTX 5080等)に余裕 | Corsair RM850e |
| コスパ良くGold | MSI MAG A750GL |
| 超ハイエンド(RTX 5090) | Corsair RM1000e |
💡 電源が決まったら、グラボ・CPU・SSD・メモリのコスパ比較もあわせてどうぞ(記事末の「関連記事」からどうぞ)。
よくある質問(FAQ)
Q. 電源は何W選べばいい?
A. 構成しだいです。ミドル(RTX 5070等)なら650〜750W、ハイエンド(5080等)なら850W、RTX 5090なら1000W以上が目安。グラボの推奨電源+余裕で選びましょう。
Q. 安い電源じゃダメ?
A. 極端に安い電源は効率・品質・保証が劣り、最悪ほかのパーツを巻き込む故障リスクも。80PLUS Gold認証+信頼できるメーカーを選ぶのが安心です。
Q. ATX3.0と3.1の違いは?
A. どちらも最新GPU向けの規格で、3.1はより新しく安定性が高めです。最新グラボを使うなら、ATX3.0以上に対応した電源を選びましょう。
Q. 容量は大きいほど良い?
A. いいえ。過剰に大きいとムダになります。構成に合った容量+少しの余裕がベストです。
まとめ
電源ユニットの選び方とおすすめを振り返ります。
- 🏆 鉄板はCorsair RM750e(750W)/RM850e(850W)(Gold・ATX3.1・長期保証)。今はRM850eがRM750eとほぼ同額でお得
- 💰 コスパ良くGoldならMSI MAG A750GL/玄人志向 KRPW-GA
- ⚡ 超ハイエンド(RTX 5090)はCorsair RM1000e
- ⚠️ 電源はコスパ指数だけで選ばない。容量+80PLUS+ATX3.x+保証で選ぶ
電源は”縁の下の力持ち”。安心と長持ちにお金をかける価値があります。ぜひ参考にしてください!
🐹 ハムのひとこと
価格は変動するので、購入前に最新の値段チェックを忘れずに。電源までこだわって選べば、安心して長く使えるPCになりますよ。あなたの構成にピッタリの1台を選んでくださいね!
関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ
予算別・パーツ別に「コスパ最強」を徹底比較しています。あわせてどうぞ。
グラボ(GPU)
CPU
ストレージ・メモリ・電源
- 【2026年版】コスパ最強SSDを徹底比較(NVMe 1TB・2TB)
- 【2026年版】コスパ最強DDR5メモリを徹底比較(16GB・32GB・64GB)
- 【2026年版】ゲーミングPC電源ユニットの選び方&コスパ比較
データの出典・注記
- 仕様(容量・80PLUS認証・ATX規格):各メーカー公称値
- 価格:Amazonの実売価格(2026年6月時点) を各製品リンク先で確認した目安
- コスパ指数:「容量(W) ÷ 価格 = 1万円あたりのW数」で算出(ただし品質も合わせて判断)
- ※電源は安全性・安定性に関わるパーツです。コスパ指数だけでなく、認証・規格・保証も重視して選んでください。
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