ローエンドグラボ コスパ最強比較【2026年8月版】5万円以下を価格・性能でランキング

グラボ比較

「ゲーミングPCを組みたいけど、グラボにかけられる予算は5万円まで」
「安くても、ちゃんとゲームが快適に動くグラボを選びたい」

そんな人のために、予算5万円以下で買えるローエンド(エントリー)グラボのコスパを、実データで徹底比較しました。最新世代から型落ちの掘り出し物まで、主要な8枚を同じ基準で並べています。

🐹 ハムのひとこと
こんにちは、ハム工房のハムです! グラボ選びって型番が多すぎて迷いますよね。しかも性能表示は「平均fps」が多いけど、fpsはゲームや設定で大きく変わるから比較しづらい…。そこでこの記事では、どのグラボも同じ条件で測れる定番ベンチマーク 「3DMark Time Spy」のスコアを性能の基準にしました。これなら公平に比べられます!


先に結論:5万円以下のコスパ最強グラボ3選

時間がない人のために、まず結論から。

  • 総合No.1:Intel Arc B580(12GB) … 5万円以下でベンチ性能トップ。VRAM 12GBもこの価格帯では破格です
  • コスパ最強:Intel Arc B570(10GB) … 1万円あたりの性能がこの帯でトップ。予算を抑えたいならこれ
  • バランス枠:Intel Arc A750(8GB) … B570に迫る性能で約4.3万円。前世代ゆえの安さが効いています

2026年8月の相場について
グラボは全体的に値上がりし、前月まで5万円以下だったRX 7600・RTX 4060・RTX 5050・RX 6650 XTは、いずれも5万円を超えました。そのため今月号ではこれらをミドルエンド(5万〜10万円)に移しています。結果として5万円以下の枠は、Intel Arcの4製品が上位を占める形になりました。

「Intelのグラボってどうなの?」という人も多いと思うので、その点も含めて、データと一緒に詳しく解説していきます。


性能の基準について(なぜTime Spyスコアなのか)

このページの「ゲーム性能」は、世界中で使われる定番ベンチマーク 3DMark の Time Spy(Graphicsスコア) を採用しています。理由は次の3つです。

  • 全GPUで同じテストを実行するので、条件が揃って公平に比較できる
  • ゲームや設定によるブレが少なく、性能の相対比較に向いている
  • 多くのレビューサイトが採用しており、数値の信頼性が高い

数字(横バーの長さ)が大きいほど高性能です。

正直な注意点:Time Spyは"合成ベンチマーク"です。実際のゲームのfpsはタイトルによって前後します。特にIntel Arcは合成ベンチで高得点が出やすい傾向があり、ゲームによっては最適化の差で順位が変わることもあります(とはいえ近年のドライバ改善で実ゲーム性能もかなり安定しています)。あくまで「性能の目安」としてご覧ください。


一覧表:5万円以下グラボ コスパ比較

下の表は、項目名(GPU名・価格・コスパ指数など)をクリックすると並べ替えできます。気になる順番で見比べてみてください。初期表示は「コスパ指数の高い順」です。

🐹 ハムのひとこと
「コスパ指数」は Time Spyスコア ÷ 価格(1万円) で計算。数字が大きいほど「1万円あたりの性能が高い=お得」という意味です。横バーが長いほど高性能ですよ。

広告(PR):表内の製品名はAmazon(アソシエイト)への広告リンクです。

GPU名 VRAM 価格目安 おすすめ度 3DMark Time Spy コスパ指数
Intel Arc B570 10GB 37,800円 ◎
12,627
3,340
Intel Arc B580 12GB 49,800円 ◎
14,650
2,942
Intel Arc A750 8GB 42,865円 ◎
12,476
2,911
Intel Arc A580 8GB 41,181円 〇
10,656
2,588
RX 6600 8GB 42,980円 〇
8,149
1,896
GTX 1650 4GB 36,036円 △
5,473
1,519
RX 6500 XT 4GB 32,742円 △
4,975
1,519
RTX 3050 6GB 41,580円 △
4,869
1,171

※おすすめ度:◎=とくにおすすめ/〇=おすすめ/△=条件次第(型落ち・在庫薄で割高なものを含む)
※価格はAmazon実売(2026年8月時点)の目安。とくに前世代モデル(Arc A750・A580・RX 6600)は在庫が少ない場合があり、リンク先で最新価格をご確認ください。


各GPUを詳しく解説

Intel Arc B570(10GB)― コスパ指数トップ

Time Spy 12,627/約37,800円/コスパ指数 3,340

この価格帯で1万円あたりの性能が最も高いのがArc B570です。8月はグラボが全面的に値上がりするなか、37,924円から37,800円とほぼ据え置きだった数少ない1枚でもあります。

VRAMは10GBあり、フルHDでテクスチャ設定を上げても余裕があります。アップスケーリング技術「XeSS」にも対応しているので、重いタイトルでもfpsを稼ぎやすいのが強みです。

🐹 ハムのひとこと
「5万円以下でいちばん賢い選択は?」と聞かれたら、今月はこれと答えます。値上がりしなかったこと自体が、今の相場ではもう立派な強みですよ。

Intel Arc B580(12GB)― 性能トップ。ただしモデル選びに注意

Time Spy 14,650/約49,800円/コスパ指数 2,942

5万円以下でベンチ性能トップです。VRAMも12GB積んでいて、この価格帯では飛び抜けた構成になっています。

注意点として、販売モデルによって価格差がとても大きいです。同じArc B580でも、ASRock版は8月時点で約6.2万円とこの帯を超えてしまいます。玄人志向版なら49,800円で収まるので、購入時は型番までしっかり確認してください。

🐹 ハムのひとこと
同じGPUなのにモデル違いで1.2万円も差がつくのは、今の相場ならではです。「Arc B580」とだけ見て買わず、型番まで見比べてくださいね。

Intel Arc A750(8GB)― 前世代ゆえの安さが効く

Time Spy 12,476/約42,865円/コスパ指数 2,911

Arc Aシリーズ(前世代)の上位モデルです。性能はB570とほぼ互角で、価格は約4.3万円。前世代であることが、いまの相場ではむしろ安さにつながっています。

VRAMは8GBで、B570の10GBには一歩譲ります。ただしフルHDなら実用上の差は小さめなので、在庫と価格を見て選んで問題ありません。

Intel Arc A580(8GB)― もう一段安く抑えたいとき

Time Spy 10,656/約41,181円/コスパ指数 2,588

A750の下位モデルで、価格は約4.1万円です。A750との価格差は約1,700円なのに性能差は約15%あるので、素直にA750を選ぶほうがバランスは良くなります。

A750が売り切れているときの代替として覚えておくと便利です。

Radeon RX 6600(8GB)― AMDで安定を取るなら

Time Spy 8,149/約42,980円/コスパ指数 1,896

枯れていてドライバが安定しているのが強みです。8月は44,980円から42,980円へ下がり、値上がりが続くなかでは数少ない値下がり組でした。

ただし性能はArc勢に明確に劣ります。「Intelは少し不安、AMDかNVIDIAがいい」という人向けの選択肢と考えてください。

GeForce GTX 1650(4GB)― 補助電源なしで使える

Time Spy 5,473/約36,036円/コスパ指数 1,519

補助電源コネクタが不要なので、メーカー製PCの電源が弱い環境でも載せられるのが最大の利点です。消費電力も低く(TDP 75W)、小さなケースでも扱いやすいモデルです。

ただし性能は控えめでVRAMも4GB。最新の重いゲームを高画質で、という用途には向きません。「軽いゲームが動けば十分」「既製PCを安く強化したい」という割り切った使い方向けです。

Radeon RX 6500 XT(4GB)― この帯でいちばん安い

Time Spy 4,975/約32,742円/コスパ指数 1,519

5万円以下で最も安い約3.3万円です。ただしVRAMは4GBで、さらにPCIe接続のレーン数が少ないため、環境によっては本来の性能が出にくいことがあります。

「とにかく安く映れば十分」という用途以外なら、あと数千円足してArc A580やRX 6600を狙うほうが満足度は高くなります。

GeForce RTX 3050(6GB)― DLSSは魅力だが今は割高

Time Spy 4,869/約41,580円/コスパ指数 1,171

NVIDIAのアップスケーリング「DLSS」が使えるのが利点です。ただし8月は29,800円から41,580円へ40%も値上がりしてしまいました。この価格では、同じ4万円台のArc A580(性能は2倍以上)に大きく見劣りします。

🐹 ハムのひとこと
RTX 3050は「NVIDIAでいちばん安いから」という理由で選ばれがちですが、8月の価格ではおすすめしにくいです。DLSSにこだわらないなら、同じ4万円台でArc A750やA580のほうが確実に高性能ですよ。


ローエンドグラボ選びで失敗しない5つのポイント

① VRAM(ビデオメモリ)容量

最低でも8GB、できれば10〜12GBあると安心です。VRAMが足りないと、設定を上げたときにカクついたり、テクスチャが粗くなったりします。この点で12GBの Arc B580 は将来も安心です。

② 解像度の目安

今回のグラボは基本フルHD(1920×1080)向けです。中でもArc B580やArc A750なら、設定次第で軽めのWQHD(2560×1440)も狙えます。4Kゲーミングは上位帯(ミドル〜ハイエンド)が必要です。

③ 電源ユニット(消費電力)

ローエンドは省電力なものが多く、550W前後の電源があれば多くの構成で安心です。特にGTX 1650は補助電源が不要(TDP 75W)で扱いやすいモデルです。Arc B580やA750はやや高めなので600W程度あると余裕です。

④ アップスケーリング(fps底上げ機能)

画質をあまり落とさずfpsを上げる技術があります。NVIDIA=DLSS / AMD=FSR / Intel=XeSS。対応ゲームでは体感が大きく変わるので、よく遊ぶゲームの対応状況もチェックしましょう。

⑤ 新品か中古か

中古はさらに安く買えますが、保証が短い・劣化リスクがある点に注意。初めての自作なら、トラブルを避けるためにも新品をおすすめします。

🐹 ハムのひとこと
迷ったら「VRAMは多めに、電源は少し余裕を持って」が鉄則。あとから後悔しにくい選び方です。


メーカーごとの特徴(NVIDIA / AMD / Intel)

メーカー強み注意点
NVIDIA (RTX)DLSSが優秀・安定性・動画/AI用途にも強い同価格帯ではコスパがやや控えめ
AMD (RX)価格性能比・VRAMが多めの傾向レイトレ性能はNVIDIAにやや劣る
Intel (Arc)コスパとVRAMの大きさ・最新世代一部の古いゲームで最適化に差が出ることも

用途別おすすめまとめ

こんな人おすすめ
5万円以下でいちばん高性能なものをIntel Arc B580(12GB・約5.0万円)
コスパ指数を最重視したいIntel Arc B570(約3.8万円)
4万円台前半で性能がほしいIntel Arc A750(約4.3万円)
AMDで安定を取りたいRadeon RX 6600(約4.3万円)
補助電源なしで使いたいGeForce GTX 1650(約3.6万円)
とにかく安く抑えたいRadeon RX 6500 XT(約3.3万円)

予算を5〜10万円まで上げられるなら、RX 7800 XTなどフルHDを大きく超える選択肢が出てきます(→ ミドルエンドのコスパ最強グラボ比較 で解説しています)。


よくある質問(FAQ)

Q. なぜIntel Arcばかりが上位なの?
A. 2026年8月は、NVIDIA・AMDの新しめのモデルが軒並み5万円を超えてしまったためです。前月まで5万円以下だったRX 7600やRTX 4060も、今月はミドルエンド帯に移りました。結果として、価格が据え置かれたIntel Arcが相対的に強く見えています。

Q. Intel Arcは初心者でも大丈夫?
A. 以前はドライバの不安定さが指摘されましたが、改善が大きく進み、今は実用十分です。最新ゲーム中心なら問題なく使えます。ごく一部の古いタイトルで相性が出ることがある点だけ、頭に入れておきましょう。

Q. VRAM 4GBのモデルは避けたほうがいい?
A. 最新ゲームを高画質で遊ぶなら避けたほうが無難です。GTX 1650やRX 6500 XTは「軽いゲーム向け」「既製PCの安価な強化向け」と考えてください。フルHDでしっかり遊ぶなら8GB以上をおすすめします。

Q. 電源は何Wあればいい?
A. この帯なら550W前後で多くの構成に対応できます。Arc B580やA750は消費電力が高めなので、600W程度あると余裕です。GTX 1650は補助電源が不要なので、より小さい電源でも動きます。

Q. 中古のグラボはアリ?
A. 価格は魅力ですが、保証・劣化のリスクがあります。初自作や長く使いたい人は新品が無難です。


まとめ

5万円以下のコスパ最強グラボを振り返ります。

  • 総合おすすめはIntel Arc B580(5万円以下で性能トップ+VRAM 12GB。ただし玄人志向版を選ぶこと)
  • コスパ指数No.1はIntel Arc B570(約3.8万円。8月にほぼ値上がりしなかった1枚)
  • 4万円台ならArc A750が性能と価格のバランス良好
  • AMDで安定を取るならRX 6600
  • VRAM 4GB勢(GTX 1650・RX 6500 XT)は用途を選ぶので、フルHDでしっかり遊ぶなら8GB以上を
  • 8月はRX 7600・RTX 4060・RTX 5050・RX 6650 XTがそろって5万円を超え、ミドルエンド帯に移りました

性能を「3DMark Time Spy」という公平な基準で見ると、お得な1枚がハッキリ見えてきます。比較表は項目をクリックで並べ替えできるので、あなたの重視ポイントで見比べてみてください。

🐹 ハムのひとこと
価格は日々変わるので、購入前に最新の値段もチェックを。他の予算帯やパーツのコスパ比較は、記事末の「関連記事」からどうぞ!


関連記事:自作PCパーツ コスパ比較シリーズ

予算別・パーツ別に「コスパ最強」を徹底比較しています。あわせてどうぞ。

グラボ(GPU)

CPU

ストレージ・メモリ・電源


データの出典・注記

  • 性能(3DMark Time Spy Graphics スコア):PC自由帳「GPU性能比較表【2026年最新版】」(pcfreebook.com) を参照
  • 価格:Amazonの実売価格(2026年8月時点) を各製品リンク先で確認した目安。前世代モデル(Arc A750・A580・RX 6600)は在庫が少ない場合があります
  • コスパ指数:「Time Spyスコア ÷ 価格(1万円)」で算出
  • ※Time Spyは合成ベンチマークのため、実ゲームのfpsはタイトル・設定により変動します。数値は比較のための目安です。

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